・予想通り、小鳩の道連れ辞任

予想通り、鳩山首相が退陣しました。

小沢幹事長の道連れ辞任も見込み通りになりました。

民主党の考えていることと、このブログの思考が同じ方向性を持っているからですかね。


次の総理は、誰になるか。

小沢派、非小沢派で火花が散らされているようです。

菅副総理の就任が一番無理がない。


民主党は、自民党政権で首相がコロコロ変わることを批判してきました。

鳩山首相が任期途中に引責辞任したことで、自党の主張とのジレンマに陥ってしまった。

ところが、菅副総理が「昇格」となれば、総理の席が空席になったのだから副総理が残りの任期の穴を埋めるという理由付けが成り立つ。


国民の目線からすれば「永田町の論理」に過ぎませんが、所詮は政治家たちのすることですから内輪の論理が横行するのは避けられない。

絶対多数の衆院が頼みの綱の民主党とすれば、解散総選挙は何としても避けたい。

政権交代からまだ8カ月しかたっていないことを考えれば、残り3年4カ月に果たさなければならないことは目白押しだ。


次の首相が再び自滅するようなことがあれば、その時には衆院を解散して国民に信を問うしかなくなる。

民主党は、政権交代の成果を国民に分かりやすく示し、信任を得るしかない。

マニフェストの根幹だった「予算の組み替え」を断行し、国家の進むべき方向性を大転換することが求められる。


国民との約束を愚直なまでに遂行することが、政権持続への試金石でしょうね。