・ハザ掛けで水分増加

穀物水分測定器梅雨の晴れ間を狙って小麦の脱穀の予定だった。

脱穀機を倉庫の二階から降ろし、ガソリンを入れ、コンバイン袋(脱穀した麦を入れる袋)を用意し、学校から帰って来たばかりの二女を引き連れて畑に向かった。

脱穀機をセットして10束ほど脱穀したところで、なんとなく湿っぽいんじゃないかと気になって来た。

手にとって見てもカチッとした乾き具合ではない。


機械を休めて水分測定器で水分量をはかることにした。

測定結果は20%超。

ハザ掛けする前は18%くらいだったから、雨に当って水分を含んでしまったということになる。


もうしばらくハザ掛けを続けるしかないが、この先の天気予報はずっと雨。

すくなくとも一週間は先になる。

先延ばしにしたからといって人間様は困らないのだが、鳥を喜ばしてしまう。


すでに鳩に目星をつけられて、えさ場と化しているようだ。

さらに雀の大軍が押し寄せてくるようなことがあると、収穫量に大きく影響することも考えられる。

せめて鳥除けテープくらいは張って、自衛しようかな。