・松本猛候補の「総合診療医」政策が秀逸

読者さんからのコメントに長野県知事候補の重要な政策についてご報告がありましたので、転載させていただきます。

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(前略)
松本さんの演説や新聞報道でのご主張、3人の中では、抜群にすばらしいですね、群を抜いています。
彼の提唱する新しい医療のあるべき姿、松本さんは「総合診療医」を提唱しています。
専門医の拡充ではなく、昔の町のお医者さんがやっていたような何でも診てくれるお医者さん、問診や触診で病気の原因を突き止め、適切な治療をしてくださるお医者さん。
必要に応じて専門医を紹介してくれるが、たいていはそのお医者さんで済んでしまう。
松本さんはそんな「総合診療医」の拡充こそが今の医療現場には必要なんだと仰っている。よく勉強しておられる。
(私、素人でうまく説明出来ませんので、「総合診療医」については、インターネットでご検索ください)。
他の2人とは格段に違っている。松本さんこそが長野県知事にふさわしいと思うのは私だけでしょうか。
支援する党や団体など、知事の資質には関係ないと思います。県政を担うのは、知事本人なのですから。
(後略)

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医師不足の原因の一端は、医師の診療科目が過度に細分化されたからだというのは本当です。

内科医師なら一人でいいのに、○○内科、△△内科と細分化するとその数だけ医師が必要ということになってしまう。

医師不足は実数が不足しているのではなく、必要以上に膨らんだ専門医の枠に対して不足しているだけに過ぎない。

裏を返せば、超多忙なお医者様がいる半面、暇なお医者さんもいるということです。


専門医の重要性を否定するわけではないが、総合診療医が増えることで現状の医師不足の大半が解決してしまうのだから、少なくとも公立病院では早急に取り入れる必要がある。

医師不足が原因で里帰り出産すらできない長野県民としては、実態に即した対策を示している候補者を選ぶ価値は高いと思う。