・独立型ハイブリッド発電への道1

自家用のハイブリッド発電システムといえば、太陽光発電風力発電の組み合わせが一般的です。

我が家にも機材は用意してありましたが、取り付ける知識とズクがありませんでした。

大容量太陽光発電を検討したことで少しは知識が身に付いたので、ハイブリッドも設置しようと思い立ちました。


実は、10年前には資材を用意してありました。

知人が資材一式を購入したものの取り付けないことになって、格安の2万円で譲ってもらってありました。

普通に買うと25万円はするようですから、元をとるための実用設備ではありませんね。



風車を取り付けるには、支柱を固定するワイヤーなどの資材が別途に必要なので、現在注文しているところです。

前準備として、太陽光発電モジュールの取り付けと、充電制御装置ならびにバッテリーを取り付けました。

取り付け場所は、車庫の屋根裏です。

発電装置から最短距離に制御装置を取り付けることで、電圧降下によるロスを少しでも減らそうという意図です。


重いバッテリーを高い所に設置するのは大変ですが、頑丈な架台を作って載せてしまいました。

充電制御装置も露出で、放熱優先です。

インバーターには放熱のためのファンが装備されているのですが、消費電力が2wもある。

負荷は24時間稼働のトイレ排気筒ファンの8wのみなので、300wの容量があるインバーターならファンレスでも十分だということにして、冷却ファンは断線してしまいました。

これで消費電力が2割も違うんですからね。


車庫から負荷までの100V電線は、地中埋設にしてすっきりさせました。

ケーブルは、掃除機の電源ケーブルを3本つなぎ合せて使います。

廃物利用ですが、掃除機のケーブルは長くて丈夫なので捨てるにはもったいないです。


逆流防止のダイオードを追加したり、安全のためにヒューズも取り付けたりと、あれこれ試行錯誤していたら1日が終わってしまいました。

なんとか太陽光発電も機能し、インバーターも正常に働いて100Vの電気を供給できるようになりました。

これだけだと、天気が悪い時には負荷容量に不足するので、来週には風力発電も使いする予定です。