・風力発電には台風もまた良し

台風一過で外が静かになりました。

日中はすごい風が吹いていました。

でも、風力発電を始めてから風もありがたい存在になっています。


風力発電の状態を確認するために外に出るのは大変なので、屋内の12V配線から電圧測定用の支線を延ばして、こうしてパソコンに向かいながら確認できるようにしてあります。

充電不足でバッテリー電圧が下がり過ぎた時にも、装置のところまで行かなくても居間にいながら確認できるという利点があります。

何事も設計通りにいくとは限らないので、不測の事態に即座に対応できるように管理が大切だと思います。


12Vに容易に転換できる機器は済ませたので、次のターゲットは待機電力です。

わずかな電力でも一日中、一年中使いっ放しだから、チリも積もれば山となる。

以前測定した時には年間で282kwhもあった。

現在では、太陽光発電のモニターが加わったのでさらに増えて300kwhくらいにはなっていると思う。


これを減らすには、100Vの電気を作らなければならない。

高価なインバーターが必要になる。

しかし、待機電力の元をたどってみると、一つ一つの消費電力は大したことがない機器が多いことに気がついた。

大きいものでも4w程度と微々たるものだ。


微弱電流の機器だけピックアップしてみたら、消費電力の合計は13wです。

最大時の消費電力は90wだから、ミニサイズのインバーターで事足りる。

カー用品店の2000円くらいのものでも十分に対応できそうだ。


ただし、発電容量が不足する。

太陽光モジュールは中古品の安いので何とかするとしても、バッテリーが高い。

設備投資を10年で回収できないと実用的ではなくなってしまう。


趣味の対象と考えるか、実用設備ととらえるかでシステムの構成が変わっている。

しばらくは、あれこれと適材適所の機材を探しながら楽しんでみようと思う。