・駒ヶ根市の先延ばしで耐震補強が二年越し

ここのところ、訳あって駒ヶ根市役所の無能ぶりはスルーしていましたが、今回のはひどいので公開しましょう。

昨日の記事にも書きましたが、耐震診断をして耐震補強工事に取り掛かりたいので壁に薪が積めないでいます。

耐震診断 → 耐震補強補助金の申請 → 耐震補強工事の順で今年度にやる予定だったからです。


7月に駒ヶ根市から届いた書類には「10月に耐震診断の結果報告」となっている。

ずいぶん先だなと思ったけれど、補助金申請との絡みもあるんだろうと3カ月待っていました。

やっと耐震診断が終わり、診断結果がもらえるはずだと思って市役所に問い合わせたところ、


「来週初めには診断結果をお渡しできる予定ですが、補助金の申請はすでに締め切られました」

え〜〜〜〜!?

昨年、耐震の相談に市役所の窓口に出向いた時には、「耐震補強には補助金がでますから、前段階として耐震診断を受けてください。耐震診断は今年度の実施は終わったので、来年の分で申請してください。」

昨年申し込んだ耐震診断が、やっとこの時期に実施されたのものの、耐震補強工事の補助申請はさらに来年になるという。


制度上仕方がないならあきらめようと思ったが、「申請がこの時期に間に合わないのは、いつから分かっていたのか?」と、尋ねたところ、『4月には分かっていました。

なに−−−!

10月に診断したら間に合わないとわかっていながら、診断結果報告を10月に予定したというのか。


「どうして、こんなずさなことをするんだ」と、担当者を問い詰めたところ、

『すみません』の一点張り。

補助金の申請が間に合わないように耐震診断のスケジュールを組んだ真意は不明だが、意図的であったことは明確です。


これは全くの邪推ですが、耐震診断に来た建築士がポロリとこぼした一言が気になります。

耐震診断がこの時期で助かるよ。7〜9月じゃ天井内は暑くてかなわない」

まさか、診断士の勝手な都合を聞きいれて、市役所の担当者が時期をずらしたなんてことはないよな。

でも、他に理由が見当たらない・・・。


そういえば、さらに気になる話もある。

耐震診断する建築士に配布された指示書?には、診断は11月にまとめればよいと書いてある。

実物を拝見させてもらったが、まさにそのように書いてあった。


昨年、駒ケ根市役所に申請した我が家の耐震補強は、2年越しで来年の補助事業として実施するしかなくなりました。

面倒なことは先延ばしするのが駒ヶ根市の体質ですが、職員もどっぷり漬かっているようです。

「来年度も事業があるんだから、一年先送りしたってどうってことないだろう」

駒ヶ根市職員のつぶやきが漏れてきそうです。