・修理に出しても直らないフォークリフト

昨夜の雪は、この冬最大の降りでした。

朝になったら25cmくらいは積もっていました。

軽い雪なので雪かきが楽だとはいえ、25cmもあるとやはり大変です。


太陽光モジュールにも、ずっしりと積もっていました。

庭に設置してある第一発電所は雪下ろしが楽ですが、倉庫の屋根の第二発電所は簡単には雪下ろしできません。

朝一で雪下ろしした第一発電所は、積雪の影響を最小限に抑えられましたが、お昼近くになって雪下ろしした第二発電所は半分程度の発電量を損失しました。


道路や敷地の積雪は手で除雪できる量ではないので、ミニバックホーを使います。

排土板が1m幅と狭いので、脇に漏れてしまうばかりでなかなか効率が上がりません。

2m幅の板を排土板の前においてみましたが、浮き上がってしまってうまくいきません。


インパクトドライバーと木ねじ、角材とシャコ万力を持ち出して、即席で板を取り付けてしまうことにしました。

雪まみれになりながら、失敗を繰り返しつつ、少しは使えるようになったと思った頃には雪が解け始めます。

次に降ったときに役立つかもしれないけれど、次は来年かもしれませんね。


本来なら、フォークリフトに巨大なバケットを取り付けて除雪すればあっという間なんですが、フォークリフトのエンジンがかかりません。

先日、駒ヶ根市内のM自動車から整備が完了して戻ってきたんですが、相変わらず調子が悪い。

この自動車屋さんは、上の人は誠意を出してやる気を見せるんですが、実際に整備する整備士にやる気が見られないんです。


我が家のフォークリフトの調子が悪い原因は、キャブレターの不調です。

オーバーフローしてガソリンがエンジン内に流れ込み、エンジンオイルに混ざってオイル量が増えてしまいます。

するとオイル上がりを起こして燃焼室にオイル交じりのガスが入ってしまって、不完全燃焼を引き起こします。


根本的な原因のオーバーフローを修理してくれないので、周辺部品をいろいろと交換してくれても同じ症状で不調に逆戻りします。

整備して戻ってきたときには、オイル量が規定だから調子よく動いていますが、しばらく使うとオーバーフローのガソリンで量が増えたオイルがオイル上がりを再発します。

二度も整備工場に持ち込んでも、結局のところ根本原因を修理してくれないので、依頼するのはあきらめました。


自分で直すことにしました。

大量に「水増し(ガソリン増し)」したオイルを規定量まで抜いて、エンジンを掛けると白煙の噴出がとまります。

オーバーフローしないようにするためにキャブのふたを開けて、フロートの調整を試みます。

エンジンを掛けるとまだ不正爆発が続いています。


どうやらプラグがだめみたいです。

整備工場ですべて新しいプラグに交換されていたのですが、一本が発火しません。

同じプラグの予備はなかったので、ちょっと短い稲刈り機のプラグを代替品としてつけてみました。


かなりましになります。

新しいプラグを買ってきてつければ、本調子になりそうです。

どうして素人でもできる整備をプロがやらないんでしょうね。

とりあえず動くようになれば納品するという、整備士の安易な考え方のせいかもしれません。

最初に整備を依頼したときに納品に来た整備士がそう言っていました。


駒ヶ根の自動車会社としては大手なので、忙しいんでしょうね。

原因を突き止めて整備するという時間が取れないんでしょう。

お客様のためにとの上のほうの人の意いが、現場の平社員には伝わっていないようで残念です。

本日の発電量 47.0kwh

日射量からすると62kwhくらいの発電量を記録するはずだったが、積雪のために15kwhほどロスしました。