・福島原発で民主党政権の情報隠蔽

地震の影響が放射能汚染を現実のものにしてしまっています。

福島原発で発生したとみられる炉心溶融は、原発安全神話を完全に崩壊させるものです。

さらに、国による原発事故の隠蔽が顕著になるにしたがって、大本営発表を訝るマスコミとの関係も悪化し始めました。


放射線量の測定が迅速に進まない原因が、固定測定器の損傷であることは一部のマスコミが明らかにしたものの、ほとんど公になっていません。

そんな中、避難指示の範囲が理由の説明なしに10kmから20kmに広がりました。

円の面積は半径の二乗に比例して広くなります。

リスクが4倍になったことを示している。


福島第1原発1号機で水素爆発が発生したのではないかとみられているが、国も原子力保安委員会も詳細を明らかにしない。

情報を小出しにすることで、関係機関に対応する時間的余裕を作り出そうとしているようだ。

情報操作に恣意が働いていることで、国の情報に被災者は疑念を抱いてしまっている。


危機管理に失敗すると、その政権は崩壊する。

かつて阪神淡路大震災の対応に失敗した村山内閣が記憶に新しい。

民主党による民主党らしい対応が、民主党政権にトドメを刺す可能性が高まってきたと思う。

本日の発電量 65.1kwh