・福島原発事故でプルトニウムの危険性

福島原発の事故は、日本国内よりも海外で大規模に扱われています。

なぜかというと、東京電力福島第1原発3号機には猛毒のプルトニウムが大量に存在するからです。

昨年9月からプルトニウムを含むMOX(ウラン・プルトニウム混合酸化物)燃料を燃やすプルサーマル運転が行われていました。


MOX燃料は、毒性の強いプルトニウムを含むだけでなく、ウラン燃料に比べ低い温度で溶けるなど、さまざまな危険性が指摘されています。

このMOX燃料を製造したフランス人は、日本人以上に福島原発の危険性を知っているので、一斉に退去の動きがあるようです。

在日フランス大使館はすでに、余震の可能性や福島第1原発での事故を踏まえ、首都圏にいるフランス人に対し、滞在すべき特段の理由がない場合は数日間、関東を離れるよう同大使館のウエブサイトで勧告しているほどです。


MOXの危険性については諸説あって、本当のリスクは一般市民ではよく分かりません。

だからこそ、政府は、福島原発の本当のリスクを国民に分かりやすく説明してもらいたい。

国民は馬鹿だから、本当のことを言えば動揺するから大本営発表で誘導しようとした自民党との違いを期待しています。

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2011.3.15 19:20
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本日の発電量 51.1kwh

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