・津波被災地の復興にギガソーラー

東京電力の電力不足に最も効果的な対策が太陽光発電です。

電力需要が最大になるのはエアコン需要が高まるお昼前後です。

この時間帯は太陽光発電が最も実力を発揮する場所です。


2010年に日本に設置された太陽光発電は20万戸でした。

一戸4kwとして80万kwの発電力が増強されました。

日本の太陽光発電生産力は200万kwです。

世界中から製品の供給を受ければ、300万kwの発電量を新規に太陽光発電で生み出すことも可能です。


一般住宅の屋根に限らず、大規模太陽光発電プラントもたくさん作ることができます。

誤解を恐れずに提案すると、津波の被災地に大規模太陽光発電プラントを設置して復興の切り札としましょう。

海水に浸食された水田は、宮城県内だけで1万ヘクタールに及びます。

ここに太陽光発電プラントを設置すれば1千万kwの発電容量になります。

東京電力が夏場に不足するとしている電力を賄えます。

名づけて「被災地復興太陽光発電プロジェクト」


東京電力の電力供給力不足は1年や2年で解消できるレベルではないので、数年かけても取り組む価値があります。

さらに、政府民主党の一部には、20年までに温室効果ガスを90年比で25%削減の目標を取り下げる動きがありますが、被災地復興太陽光発電を導入すれば目標を下げるどころか前倒しすることも不可能ではありません。


被災地復興太陽光発電のもう一つの魅力は、使えなくなった水田に売電というあらたな生産力を与えるところにあります。

水田10アールあたりに100kwの太陽光発電が設置可能なので、事業用の買い取り価格を24円/kwとすると約250万円の売り上げになります。

コシヒカリを育てても10万円程度の売り上げにとどまることに比べて、非常に優れていると思いませんか。


大雑把な試算なので見当違いがあるかもしれませんが、日本のエネルギー危機を救い、被災地の復興に役立ち、地球温暖化防止を強力進めるという『三方よし』。

大真面目に政府に提案します。

本日の発電量 74.3kwh

日射量が日に日に増えるに従って、パワコンの容量を超えて発電する時間帯が長くなってきた。その分、効率が低下している。

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