・写真に撮った虫の数が300種になった

フェイスブックというSNSのサービスを使って、虫や草花の調査をしています。
アルバム機能を利用して虫図鑑や草花図鑑に、我が家で撮った生態写真を収録します。
虫や草花の専門家を始め、関心のある人たちがこぞって同定(種を特定)してくれるようになりました。

今日は、虫図鑑が300種の節目を迎えました。
シータテハという変わった名前の蝶がそれです。
アルファベットのC模様が裏翅にあるからという安易な命名なんです。

ところで、虫図鑑を作って何になるかというと、身の回りの生態系がよく判ります。
さらに、生態系による相互作用も解き明かされていきます。
農薬で生態系を破壊することによって失われているものが見えてきます。
生物農薬とまではいきませんが、人間が栽培する作物に都合の良い生態系を整えるには、農薬で一網打尽に死滅させるのではなく、相関関係を上手に利用していった方がよさそうです。

300種の虫は、我が家に生息する全種の何割に相当するのかも判っていません。
例えば蝶なら34種が見つかっています。
日本にいる蝶の約八分の一です。
まだまだ、写真に収められていない蝶がたくさんいるんだと思います。