・銘木薪#8 サペリ


高級材のマホガニーに似ているが光沢に劣り色むらがある。
だから、張り物の芯材に使われたりする。

この木は薄い紫檀(シタン)を張った床柱として使われていたもの。
一般の人では張り物だと見抜けないから「うちのは紫檀の床柱だぞ」と悦に入っていたかもしれません。

比較的新しい住宅の解体材からは集成材に化粧張りした偽物が多く使われてます。
集成材を使っていながら「無垢材です」と臆面もなく言える厚顔な大工さんもいるのですから、化粧材が銘木扱いされていても不思議ではありませんね。

集成材を野ざらしにしておくと接着剤がはがれてバラバラになってしまう。
偽物は長持ちしないんですよ。