リーフに乗り始めて一年の記録

昨年の9月にリーフに乗り始めて一年を経過しました。
約二万キロの走行を充電場所や出先別に分類してみました。

走行距離 19,544km
(内訳)
自宅充電  8,801km
旅先充電  1,595km
急速充電  9,148km
(目的別)
通勤+日常 6,654km
旅行    12,990km

総充電量  2,395kWh
(内訳)
自宅充電  1,229kWh
旅先充電   136kWh
急速充電  1,030kWh
乗前A/C    71kWh

充電費用 18,800円(0.96円/km)
(内訳)
自宅充電 14,800円(1.68円/km)
旅先充電   350円(0.22円/km)
急速充電  2,800円(0.31円/km)
乗前A/C   850円


《費用》
1kmあたり1円なのでガソリン車の1/10で、とっても経済的です。
自宅の充電は、夜間電力料金がじわじわと値上がりしているものの一円台をキープしています。
出先の急速充電や宿泊先で借りる100Vコンセントの電気代だと0.2〜0.3円なので、一回の旅行あたりは小銭の単位。
前年は一ヶ月当りガソリン代として一万二千円以上支払っていましたが、リーフに乗るようになって総支払額は1/8になりました。
※走行距離が増えたので距離単価1/10に対して総額は1/8に目減り。

《目的地》
初めの半年は通勤や日常の使い方が多かったが、後半は遠出がかなり多くなりました。
その理由は二つあって、一つは電力消費シミュレーターを開発して、いつでもどこへでも電欠の不安なく遠出できるようになった影響が大きい。
もう一つは、LeafSpyのログ解析からバッテリーの劣化を防止するには遠出が効果的と判明したからです。
積極的に遠出するようになって、前半の4200kmから後半は8800kmに倍増しました。

《総評》
元々、車で出かけることが好きではないので必要に迫られなければ車で遠出することは少なかった。
※バイクでは日本全国を走破しています。(沖縄除く)
ところがリーフに乗りはじめたら、快適だし、経済的だし、頭を使う必要がある。
これまでの自家用車の概念が大きく変わりました。
誰でも気軽にどこへでも行けるガソリン車(PHV車)と違って、より優れた走るを得るためには精進が求められるレースの感覚に近いものがあります。
車に乗る前のシミュレーション、乗って出かけて、乗った後のデータ解析と、三度も楽しめます。

現在、我が家の車の使い方に最適なリーフの乗り方、充電方法を模索しています。
車検に前後してバッテリー容量計が11セグメントになるセグ欠けリーフが多発していますが、一部では10万キロまで12セグメントを維持するリーフもあります。
我が家のリーフも昨年末にはSOHが86%を示しセグ欠け寸前になっていましたが、バッテリー再生現象とバッテリー劣化の特性を徐々に理解して来たので、現状は劣化傾向を脱し残容量が微増しています。
できるだけ長く良好な状態を保ち、快適にどこへでも行けるリーフにしておこうと日々精進を楽しみます。