日産、航続距離400kmのEVを投入へ

「日産、航続距離400kmのEVを数年内に投入−正極材を3元系に変更 日刊工業新聞 11/17」
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0420141117beaq.html

日産自動車は電気自動車(EV)の1回の充電で走行できる距離を「リーフ」に比べ約2倍の約400キロメートルに引き上げる。既存のリチウムイオン電池と同等サイズで、航続距離を約2倍にできる電池システムの完成にめどをつけた。市場投入は量産車開発の進捗次第だが、順調に進めば数年内の早い段階となりそうだ。」

これまでにもバッテリー性能向上の憶測記事を見かけましたが、日刊工業新聞なら信頼性が高い。
「既存のリチウムイオン電池と同等サイズ」なら、現行リーフへの換装も可能性がありそうです。

>「リーフ」の発売から約4年がたち、電池内のイオンの挙動や結晶構造との関係など知見が蓄積
協力した初期型リーフユーザーへの還元を忘れないでほしい。


実質的な航続可能距離は300km前後に落ち着くだろう。
一般的なドライブの一日の走行距離なら経路充電が不要になる。

現在の急速充電施設は経路充電が主だが、次期リーフが投入されれば目的地充電に注力されるようになるだろう。
目的地充電なら必ずしも急速にこだわることはない。
安価な6kW程度の中速充電器や普通充電コンセントを多数配置すれば必要にして十分だ。

充電渋滞が激減することにより、リーフの使い勝手はガソリン車を上回るようになると思います。