充電渋滞を避ける経路充電プラン

リーフの消費電力シミュレーターの出力様式を新しくしました。

《特徴》
1)充電渋滞(待ち)が生じている充電スポットはスルーして次から次へと三ヶ所まで変更した場合の消費電力を表示。
2)一回目の経路充電スポットがどこであっても、次の充電スポットを三ヶ所まで消費電力を表示。
3)消費電力を正確に知るためにLeafspyのGIDs値を利用する。
4)出発の前夜、最新の天気予報で時刻ごとの気温が判るので、反映させると正確な消費電力シミュレーションで出かけられる。

週末に箱根へ出かける440kmの経路充電プランです。
当日無料で利用可能な急速充電施設を最低三ヶ所表示してあります。
表示された充電施設ならどこを利用しても、基本的には目的地までの充電プランを満足します。

三ヶ所連続で充電待ちが生じている可能性は極めて低いので、この出力様式なら充電待ちを気にせずに時間を有効に使えると期待しています。
表示は三ヶ所ですが、例えば帰路の山梨は表示以外にも2ヶ所が途中にあるので、空いている施設を探しながら先に進めます。
リーフのナビに新たに追加された満空情報と併用することを想定しています。

気温の低下で充電量が減ったり、突発的な充電施設の故障に遭遇しても慌てずに対応できます。

充電施設が拡充してくると「どこで充電するのが効率的か」を知りたくなります。
多様な経路充電の組み合わせの中から最適なプランを立てるには現在のナビゲーションから与えられる情報では不十分です。

日産やナビ情報各社は、この程度の経路充電サービス情報を提供できるソフトの開発を数年前に終えています。
ユーザーに提供しないのは「ニーズが無いから」だそうです。


この出力様式の難点は、経路の途中で確定した場所が得られないと組み合わせが膨大になってしまうところです。
今回の箱根のように目的地充電が可能だと組み合わせが絞り込めます。
宿には最低でも駐車場に屋外100Vコンセントを設置してくれると、充電プランの効率化にはとても助かります。