秋の箱根路 充電記録

11月21日〜22日で秋の箱根路へ走った充電記録です。

【ルート図】

走行距離:442km
積算標高:7,286m

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【充電記録】

自宅(駒ヶ根):200V/100% → 笛吹石和(日産)
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走行距離 110.1km
消費電力 10.8kWh
平均電費 10.2km/kWh

駐車場に入るなりスタッフが駆け寄って来て、走行記録を取っている間も待って店内に案内してくれました。
とても親切丁寧な対応でした。
気温が5度と低かったこともあり、30分で74%までしか充電できません。

笛吹石和(日産):急速30kW型/30分、74% → 山中湖観光案内所
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走行距離 43.1km
消費電力 7.6kWh
平均電費 5.7km/kWh

御坂の上りがきつくて電費が低い。
ここから御殿場までは下りなので、秩父宮記念公園まではどこで充電しても箱根に到着した時の残量はほとんど同じになります。

山中湖観光案内所:急速40kW型/30分、81% → 箱根町役場
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走行距離 72.4km
消費電力 9.1kWh
平均電費 8.0km/kWh

宿泊するホテルに隣接する温泉施設ユネッサンの充電器を予約して満充電にする予定でしたが、GoGoEVの情報ではケーブル付充電器のはずがコンセントのみだったので充電できませんでした。
仕方がないので箱根町役場まで充電に出かけましたが、帰りの上りがきつくて(電費2.6)かなりロスしました。

使えなかったユネッサンの充電用コンセント

箱根町役場:急速30kW型/30分、95% → 恩賜箱根公園
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走行距離 19.8km
消費電力 5.9kWh
平均電費 3.4km/kWh

箱根を満充電で出発することで後の経路充電が楽になることは事前にシミュレーションで判っています。
箱根関所を見学する時間を利用して充電しました。

恩賜箱根公園:急速20kW型/30分、87% → 道の駅箱根峠
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走行距離 2.2km
消費電力 0.6kWh
平均電費 3.6km/kWh

昼食に立ち寄った道の駅箱根峠にはエヴァンゲリオンデザインの充電器あったので45分利用しました。

芦ノ湖と箱根を見渡せる景色の良いテーブルセットで食事しました。

道の駅箱根峠:200V/45分、95% → 山梨県発電総合制御所
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走行距離 99.3km
消費電力 8.7kWh
平均電費 11.4km/kWh

箱根をほぼ満充電で出発することができたので、帰路の経路充電は最も遠くに予定した山梨県発電総合制御所へ。
手前にも日産などの充電施設が複数あるが、家まで無充電で走り切るためにはここまで来ておきたかった。

山梨県発電総合制御所:急速40kW型/30分、88% → 自宅
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走行距離 94.6km
消費電力 11.9kWh
平均電費 7.9km/kWh

山越えで自宅まで約50kmの地点に経路充電可能な日産があるが、そこから標高1,247mの杖突峠を超えるには70GIDsの電力を消費する。
余裕を30GIDs見ると概ね100GIDsを越えていれば充電の必要はありません。

日産手前で102GIDs残っていたので安心して通り過ぎました。
家に到着した時の航続可能距離は12km。
計画通りに充電した電力を使い切れました。

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《総評》
箱根ユネッサンで充電器の予約を入れた時にケーブルの有無を確認していれば2度の充電を省けたが、観光と食事の時間を充電に利用したので時間的なロスは全くなかったのは、事前にアクシデントが起きた場合の予備プランを考慮してあった成果です。
気温や走り方で走行用バッテリーの温度が変わり、充電できる量が大きく変化するので、冬の経路充電計画は難しい。

《箱根路の感想》
バイクでガンガン走っていた頃は箱根周辺の峠は楽しむ対象でしたが、EVだと電力消費が気になります。
しかし箱根は、勾配はきつくても標高千メートル程度で短距離なので、二千メートル級の信州の山岳ロードに比べると楽に走れます。
充電施設も充実しているので電欠の心配がないから箱根は気軽に走れますね。