バッテリー劣化と再生の繰り返し


初度登録から3年を経て、まもなく4万キロですがバッテリーは12セグメントを維持しています。
平穏無事でこの状態があるのではなく、かなり劇的な変動の上に成り立っています。

以前は長距離走行するとバッテリー再生現象で回復していましたが、最近は長距離走行中でもどんどん劣化します。
200Vの100%充電で出発し、経路充電も200Vを利用すると全く再生しないので最悪です。

急速充電を利用してものんびり走行だと劣化するだけになってしまいます。
再生させようと元気な走りをすると助手席の奥さんが心地よくないので、旅の途中は劣化するに任せています。

直近の劣化は、半日出かけた土岐アウトレットと、一泊二日の箱根路です。
箱根の行き帰りには急坂もタイトなワインディングロードもあるので再生させるには好適地なのですが、のんびりドライブに徹するとそこでも劣化するのみです。

帰宅した翌日の朝と夕方に「再生用ルート」を走行して、一気に元に戻しました。
次に出かけるまでは40%充電管理法で見かけの劣化を止めておきます。

グラフの振れ幅が広がっている印象があるのですが、この先どう変化していくのかは全く予想できません。
40%管理法が有効なのかどうかも、まだ分かりません。
判らないことだらけですが、何もせずに劣化に任せているリーフよりは良い状態を保っていると思います。

日常は片道5kmの通勤や買い物、子どもの送迎に奥さんが使うだけなので、バッテリーがもっとも劣化しやすい利用環境だと思われます。
ディーラーの試乗車上りだという経歴も不利な条件です。

これからの冬の時期はバッテリーの温度が下がってが劣化しにくいと考えていますが、半面では再生現象も現れにくくなります。
やっぱりどうなるか分かりませんが、できるだけのことを尽くしてバッテリー状態を維持していこうと思っています。

今日現在、Leafspyが表示するSOHは89%です。
Hx値が最も低かった2万8千キロあたりでSOHは85%まで下がっていました。
激変しながらもバッテリー状態は向上しているようなので、今の管理方法を続けます。