箱根から御殿場アウトレット

火山活動が活発な箱根ですが、ツツジが綺麗だということなので一泊1.5日で出かけます。
仕事帰りの奥さんを職場近くで拾って、宿の夕食のラストオーダー寸前に到着するきわどいプランです。

距離は220kmしかないので楽なはずですが、積算標高は上り下りともに約3300mもあるので侮れません。

総消費電力が23kWhあるので経路充電が不可欠です。
無計画に30分充電していると宿の夕食に間に合いません。
充電時間を最短にする電費シミュレーションをやってみました。


一段目:往路(茅野と河口湖で充電)
二段目:復路
三段目右端:電欠寸前の最終充電場所(ファミマ御殿場二の岡店)の残量
四段目:往路(双葉SAで充電)

充電時間を短縮するためには大きな充電器を利用する。
茅野には日産が二店舗あるので充電待ちは回避できると思います。
充電所要時間は8分です。

双葉SAは充電待ちの可能性があります。
数分なら待ちますが、通過した場合は富士河口湖役場を利用します。
運悪く充電待ちに遭遇した場合、さらに最悪ケースでもファミマ御殿場二の岡店までは十分に到達できます。

最も非力なファミマの急速充電器でも10分の充電で目的地(ユネッサン)に到達できるので、充電待ちは出来る限り回避した方が効率が向上します。

最短の充電に必要な時間は15分。
ファミマを利用しても20分あれば、箱根に行けます。

天気予報では夕方に小雨になるかもしれないのでシミュレーションの条件に与えたところでは、最小のバッテリー残量は日産茅野店で充電してファミマ御殿場二の岡店まで行った場合でも1.4kWhあります。

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現在のEVは航続可能距離が十分ではないから経路充電が不可欠です。
充電時間に加えて他車が充電していれば待ち時間が加わります。
充電時間も気温や走行条件に影響されるので精緻な行動計画が立てにくい。

こうした不確定な時間がEVの最大のデメリットとされます。
しかし、不確定要素を最小化することでデメリットをほとんど無くすことも可能です。
200km以上先の箱根まで出かけて15分の充電時間ならデメリットとするほどではないと思います。

0.1kWh単位でバッテリー消費をシミュレーションしても実際には何が起こるか分かりませんが、それはガソリン車でも同じこと。

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明日の帰りは御殿場アウトレットが混む前に入場して買い物を楽しむプランで、分刻みの往路とは違ってのんびりと走るつもりです。