・はるゆたかを襲うノシメマダラメイガ

はるゆたか(自家製小麦)が大変なことになっていました。 今年6月に収穫したばかりの袋の中を覗くと「虫、虫、虫・・・」貯蔵穀物の天敵、ノシメマダラメイガです。狙いを付けた穀物の周りに卵を産み付け、孵化した幼虫が万難を排して袋や容器の内部に侵入…

・大豆の守護神 カマキリ

大豆畑の守護神が標的を捉えた。 と思うでしょ。 ところが、満腹だからって見逃しちゃうんですよ。

・マイマイガ、大量発生

マイマイガ、日本各地で大発生しているようです。うちでは大発生というわけではないが、例年よりもよく見かける。 ただし、見かける機会が増えたのか、見かけて意識するようになったのか、どちらとも言えないな。まあ、積極的に駆除するほどではないのが救い…

・クロオオアリ(黒大蟻)

初夏、雨あがりの蒸暑い日の夕方にオスとメスが羽アリとなって巣から飛び出し、空中を飛びかって交尾し、終ると再び地上に降り、オスはまもなく死に、メスは羽を落して産卵する。このような時には低気圧が近づいている時で、南寄りのなま暖かい風により蒸し…

・ヨツスジハナカミキリ(四筋花髪切)

ハナカミキリの仲間で花に集まる。 前翅には黒地に4本の黄色の横帯がある。 この模様は蜂に擬態して、飛翔中は蜂そっくりに見える。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 分類 コウチュウ目>カミキリムシ科>ハナカミキリ亜科>♀ 体長 12〜20ミリ 時期 6〜9月 分布 北…

・ニイニイゼミの成虫と抜け殻

ニイニイゼミのビフォー、アフター。貴重な機会に遭遇しました。

・どの角度から見ても美しいルリボシカミキリ

どの角度から見ても美しい!ルリボシカミキリ。残るは、翅を広げたスケルトンの撮影だ。

・カシワマイマイ(柏舞々蛾)

幼虫は、おどろおどろしい毛虫の姿をしてますが、成虫はいたって地味。 しかし脚の一部が赤かったり、後翅が淡いピンク色をしていて、隠れたところがオシャレです。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 分類 チョウ目>ドクガ科>♀ 開張 ♂:44〜52ミリ、♀:80〜93ミリ …

・オニヤンマ(鬼蜻蜓) ♀

日暮れ前に、作業場の窓を閉めようと思ったらオニヤンマが枝に止まっている。 急いでカメラを撮りに行き、望遠マクロに付け替えて居場所に回り込んでみるとホバリングしていた。 しばらく様子をうかがっていると安心したのか、また枝にとまった。日本最大と…

・カラカニグモ(唐蟹雲)

近寄ると葉裏に隠れます。(だから葉をひっくり返して撮影) 網を張らずに徘徊して獲物を捕えます。 和名のカラとは唐のことで、別名からも中国との関係が推察される。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 分類 クモ目>クモ亜目>カニグモ上科>カニグモ科>カニグモ…

・コアシナガバチに刺された

不覚にもハチに刺されてしまった。コアシナガバチの巣があることはわかっていたが、刺してこないだろうと思って近くで作業したのがいけなかった。 一匹だけ気の荒いのがいて、人差し指めがけて「チクッ!」アシナガバチの毒はスズメバチに比べれば弱いが、刺…

・ノコギリクワガタ

夏の主役登場!基本的に自然の生態を大事にしたいので捕まえないのですが、作業場に迷い込んでいたので捕獲しました。 おが屑でもがいたのか汚れていたので、刷毛で綺麗にしてやりました。 もちろん怒ってましたが(^_^;)実に立派な大顎の持ち主です。 明日か…

・ルリボシカミキリ

カミキリムシの中で最も美しいと評されるルリボシカミキリ。 日本を代表する甲虫としてルリボシカミキリを挙げる昆虫愛好家も多いという。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 分類 コウチュウ目>カミキリムシ科>カミキリムシ亜科 体長 16〜30ミリ 時期 6〜9月 分…

・ユカタヤマシログモ(浴衣山城蜘蛛)

頭胸部と腹部にある特徴的な模様が浴衣模様に似ていることが和名に由来する。 屋内の押入れや床下など暗い場所に生息しているクモ。 屋外では樹皮の裏などにいるが滅多に見られない。 獲物を捕獲する際に、上顎から粘液を吐きかけて捕食する得意な習性をもつ…

・フタキボシアツバ

家の中に何となく止まっている蛾を撮影したら未発見の種でした。 若干鮮度がよろしくないので判りにくいですが、前翅に黄色い星が二つあるので和名と一致します。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 分類 チョウ目>ヤガ科>シタバガ亜科 前翅長 9ミリくらい 時期 6〜…

・ナミガタエダシャク(波型枝尺蛾)

昨年も6月に発見して撮影していますが、今年の個体は鮮度が抜群で、翅の模様が鮮明です。うちには幼虫が好む植生の多くが自生しているので繁殖に向いた環境なのだと思います。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 分類 チョウ目>シャクガ科>エダシャク亜科 開帳 38…

・コメシマメイガ(米縞螟蛾)

貯穀害虫の大御所の一つ。 うちの土蔵では、籾の状態の米と小麦を玄麦で貯蔵しているので、これを狙って蛾が発生していますが、コメシマメイガは古くなって変質したものを好むようなのであまり見かけません。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 分類 チョウ目>メイガ…

・キボシテントウダマシ(黄星天道騙)

キノコを食べる。 光沢のある黒色で、黄褐色〜赤褐色の斑紋が4個ある。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 分類 甲虫目>カブトムシ亜目>ヒラタムシ上科>テントウムシダマシ科 体長 4〜5ミリ 時期 4〜10月 分布 北海道、本州、四国、九州 食性 枯れ木、キノコ類撮影…

・アカスジキンカメムシ(赤条金亀虫)

緑地に赤色の模様が美しいカメムシ。 草の上や木の幹にじっととまっていることが多く、日本で最も美しいカメムシの一つと言われる。 死ぬと、緑色の部分の鮮やかさがなくなって、暗緑色になってしまう。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 分類 カメムシ目>カメムシ…

・アカバキリガの幼虫の変化

幼虫は色の変化に特徴があります。 頭と頭の付け根の色が黒と赤で組み合わせがいろいろある、 頭は黒から赤へ変わり、頭の付け根は黒から赤へ、さらに黒へ変化するようです。 葉を縦に二つ折りし、内側を糸で厚く綴って中に潜み、たまに出てきては葉を食べま…

・ノコギリガガンボ亜属の一種

Tipula (Vestiplex) spガガンボは画像で同定するのが困難な虫です。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 分類 ハエ目>糸角亜目>ガガンボ科>ノコギリガガンボ亜属撮影日 2013.06.04 カメラ SONY SLT-A55VL(α55) レンズ シグマ MACRO 50mm F2.8 EX DG

・ハラゲチビエダシャク(腹毛禿枝尺蛾)

いつもコンクリートの基礎で見かけます。 名は体を表す典型的な命名ですね。 腹に毛が生えていて小さなエダシャクだからですが。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 分類 チョウ目>シャクガ科>エダシャク亜科 開張 19〜24ミリ 時期 4、6〜8月 分布 本州、四国、…

・ナガヒョウホンムシ(長標本虫)

今年もやってきました。 一年中いるらしいのですが、パソコンの周りをウロチョロするのが一年ぶりです。 標本を好んで食すという特異が虫ですが、人間社会に依存する前は自然界でどうやって暮らしていたんでしょうね。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 分類 コウチ…

・絶滅危惧種のミヤマシジミ

今年もやってきましたミヤマシジミ(深山小灰蝶)。 環境省のレッドリストで絶滅危惧1B類。 長野県内でも各地で保護活動が盛んですが、うちでは自然発生してます。でも、ミヤマシジミの幼虫の食草になるコマツナギが見当たらない。 なぜ生息しているのか不…

・田んぼの布マルチにゴマダラチョウ

田んぼに浮く布マルチシートに横たわっているのはゴマダラチョウ。 近寄って息絶えているのかと確かめたら翅をパタパタさせる。 助け出して葉の上に置くと翅を乾かし始めた。しかし、数時間後には再び湿った布マルチシートに張り付いていた。 なぜだろう?

・オオマキバガガンボ

新訂原色昆虫大図鑑によると「腹部第1節が灰黒色。第2節以下は赤褐色であるが、背板は広く黒色を呈する。」 特徴が合っているかどうかはっきりしませんが、オオマキバガガンボと紹介されている画像の翅脈と符合する。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 分類 ハエ目>…

・スジコガシラハムシダマシはスジコガシラゴミムシダマシ

一見するとゴミムシということでデーターベースで照合するとカラカネゴモクムシに似ている。 次に、ゴミムシダマシで探してみるとコスナゴミムシダマシによく似ている。しかし、決め手に欠くような気がして近縁種をたどっていくとスジコガシラハムシダマシに…

・アカバキリガ(赤翅切蛾)

幼虫は葉を縦に巻、この中で食害を続ける。 ミツボシキリガに似るが胴部側面が淡黄色ではないので本種と同定しました。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 分類 チョウ目>ヤガ科>ヨトウガ亜科>幼虫 分布 北海道、本州、四国、九州 食性 サクラ、クヌギ、カシワ、コ…

・オオハエトリ(大蠅捕蜘蛛)

驚くとジャンプして地上に落ちるが、それまで歩いていたところに「しおり糸」を残しており、糸をたぐって元に戻ることができる。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 分類 クモ目>ハエトリグモ上科>ハエトリグモ科>メス 体長 メス10〜13ミリ、オス8〜10ミリ 時期 分…

・ヒモワタカイガラムシ(紐綿貝殻虫)

ケヤキの枝についた白い輪にしか見えませんが、足も触覚もある昆虫です。 雌成虫は前体部と後体部からなり、褐色の前体部は楕円形で腹面は宿主樹木の枝に密着している。 後体部は真っ白の円柱状で、これは蝋状の分泌物質が外側にあって、内部に大量の卵を包…