・罪深い娯楽施設

バイパス沿いに新たにパチンコ店の進出が計画されています。
駒ケ根市農政協議会は30日、農業振興地域除外を認めた。


市が今年度定めた伊南バイパス沿線土地利用指針では、沿道サービス型業務地区の位置付けにより、流通、情報通信産業やサービス業など沿線の立地条件を生かした業務の土地利用を図るとしている。
しかし、予定地近くには高校があり、教育上や青少年非行上で問題がある。


本日のニュースで、両親がパチンコをしている間に自宅に残してきた幼児が火災で死亡したと報じていました。
パチンコ店の駐車場に子供を置き去りにして死亡する事故は毎年後を絶ちません。


パチンコは「娯楽施設」とされていますが、実態は公認の賭博施設です。
合法だからといって「良い施設」とは言えません。


ここ駒ヶ根でも田舎の数少ない娯楽のひとつとしてパチンコは絶大な人気を誇っています。
しかし、パチンコ店を狙った強盗事件がまだ未解決のままです。
パチンコ店があるがために起こるさまざまな事件を考えると教育施設からは一定の距離を隔てて建てさせるべきだと考えます。
統廃合のたたき台に上がっている現状からしても、駒ヶ根の高校の価値にさらに悪条件を追加するような事態は避けなければなりません。


また、既存パチンコ店への影響を考えると、市街地の空洞化をさらに促進することになります。
残るは市長の判断だけのようですから、一部受益者市民の娯楽を優先させるか、
教育的配慮や地元産業の衰退を食い止めるか、
見守りましょう。