・生活者の知恵


昨日は駒ヶ根市の環境問題への取り組みが遅れていることについて提言しましたが、折り良く消費者の会による地球環境を考えるフォーラムが開催されました。
・伊那毎日新聞へのリンク 『消費者フォーラム』


環境ジャーナリストの中村正子さんは講演で「大量生産・大量消費の構造を適量生産・適量消費に変えていかない限り、問題の解決にはならない」とした上で「まずは私たちができること=リデュース(発生抑制)リユース(再使用)リサイクル(再利用)から始めよう」と訴えた。


地球温暖化を防止するために、新エネルギー技術で何とかしようというのが「新エネルギービジョン」ですが、背景には新産業を興させたいとする国の後押しがあります。
結局は新エネルギー産業へエネルギー消費がシフトするだけなので、根本的な解決にはなりません。


やはり、地球環境に過度な負荷を与えない生活を私たちが目指す以外にはないのでは。
地球を壊してまで優雅な暮らしをしたいと考えるバカは少ないと思います。
地球規模だと範囲が広すぎるので、伊那谷駒ヶ根といった身近な地域に置き換えても同じことが言えると思います。
現状でも温暖化対策の劣等性となってしまった駒ヶ根市が、これから向かうべき道は中村さんが訴えたことそのものでしょう。


無駄な消費をしない、無理な事業をしない。
消費者として求められていることが、駒ヶ根市にも当てはまりますね。