・増え続ける借金


駒ヶ根市の借金が増え続けていることが判りました。
・おかわり通信へのリンク 『駒ヶ根市借入金の状況』


これによると、平成16年度末の借金の総額は前年度末に比べて9億円近く増えています。

  • 平成15年度末:439億6,995万円
  • 平成16年度末:448億3,627万円

現在の駒ヶ根市の金使いの荒さを象徴していると思います。


さらに、市の損失補償団体分を加えると16年度末には482億円の借金を負っています。
総人口(34,509人)で割ると、一人当たり140万円。
世帯あたりだと400万円になります。


世間では緊縮財政を目指して地道な努力をしている自治体が多いはずですが、
駒ヶ根市は表面上は自立に向けて努力していると言っていますが、
実態は合併を前提とした公共事業予算をちゃっかり消化して、
そのつけが借金として市民に重くのしかかっています。


この上、市長のサイドビジネスである旅館業を支援することになる温泉開発に無理な投資をしようとしています。
温泉開発が市民に貢献していると言い逃れをするのでしょうが、
直接の税収となるはずの入湯税ですら、すべて駒ヶ根高原温泉開発(株)に還流する仕組みですから、

  • 市民の税金を使って温泉を掘り
  • 観光ビジネス産業が儲け
  • 負債は市民につけまわす

悪質ともいえる構図が出来上がっています。


市の税収であるはずの入湯税4,200万円(16年度)の全額を、合法的に駒ヶ根温泉開発が懐に収めているんですよ。
それも毎年ですから、一度も税金として市民に還元されたことがない可能性があります。
市長が営む事業の関連でこんなことをやって良いはずがないんだが・・・。