・天下りと指定管理者

天下りの実態が一部ですが判明しました。
駒ヶ根市の天下り調査報告

なぜ一部なのかというと、一部だけしか市が情報公開しなかったからです。
第三セクターや取引業者への天下りには答えてもらえませんでした。
さらに、請求を試みています。

天下り先を整理していて気がついたのですが、行き先のほとんどが『指定管理者』として公共施設の管理運営に携わっています。

• 駒ヶ根市文化財団
  • 天竜かっぱ広場、総合文化センター、同分館、文化会館、市立図書館、市立博物館
  • 勤労青少年ホーム、女性ふれあい館、すずらん公園
• 駒ヶ根市社会福祉協議会
  • 高齢者保健福祉施設ふれあいセンター、デイサービスセンター大原こだま園
  • デイサービスセンター竜東やまびこ園、認知症高齢者グループホームほほえみの家
  • 福祉共同作業所たんぽぽの家、福祉共同作業所伊南桜木園
• シルバー人材センター
  • 老人福祉センター長寿荘、老人福祉センターやまびこ荘

など、いくらでもある･･･。
他にも、伊南福祉会は観成園や順天寮などを直営しています。
詳しくは、こちら→komachan情報室

天下り先と指定管理者の契約業者がこれほど一致するとは驚きです！
再就職後の給料や退職金も懸念されるところですが、行政と金銭的な取引のある事業所や団体に市役所ＯＢが存在すること自体が癒着の原因となります。

最近では防衛施設庁が摘発されましたので、天下りの弊害については改めて言うまでもないと思います。
公の施設の管理・運営に携わる「指定管理者」への幹部職員の再就職（天下り）を規制するための条例制定が必要ではないでしょうか。