・人件費が高すぎる 2


昨日に引き続いて職員の適正化についてです。
現在の飯田市と同程度まで職員を適正化したらどうなるか。

自治 職員数 給与総額 平均給与 人口 人口/職員
  万円 万円 人/人
高森町 83 45,018 542 13,057 157
飯田市 694 413,107 595 108,020 156
駒ケ根市 284 171,046 602 34,709 122
駒ヶ根市の適正値 223 132,740 595 34,709 156

なんと61人の削減で、3億8千万円も節約できます。
高森町のレベルにすると63人の削減で、5億円の節約になります。


勘違いしないでもらいたいのですが、飯田市の職員給与は県下でも2番目に高いんです。
 ※ラスパイレス指数100.3、県内17市で2番目
分かりやすく言ってしまえば、
   厳選された有能な職員に十分な給与を支払っている
ことになります。
この現実を駒ヶ根市の職員はどう捉えるか?


駒ヶ根よりも大きい規模の自治体と小さい規模の自治体のどちらと比べても、
さらに削減できることがわかりましたから、駒ヶ根ができない理由はなくなります。
これまでの他の自治体との比較は、同程度の人口のところを対象としていますので、
結果として削減に消極的な自治体を比較の対象としてきたわけです。
だから駒ヶ根市が目立たなかっただけ。


飯田市はさらに10%削減するとしていますので、駒ヶ根市との格差はどんどん広がります。
駒ヶ根市だってやる気になれば、無理なく1年間で5億円もの人件費が削減できるんです。
駒ヶ根の削減計画は、達成しても飯田市との差の半分にも満たないショボイ計画・・・。
明らかに見劣りする計画で逃げ切ろうとする駒ヶ根市役所の皆さんの意識はどうなっているんでしょうか?


人件費の高い劣等性の自治体とドングリの背比べでごまかすか、
自立した自治体として官民一体となった優等生を手本とするか。
市長はどっちを選択しているのか、はっきりとしましたね。


さて、改善策が必要ですから明日も続けてみましょう。