・人件費が高すぎる 3


駒ヶ根市の職員数が飯田市などに比べて相対的に多いことはすでに述べました。
・人件費が高すぎる 1
・人件費が高すぎる 2


駒ヶ根市だけが多人数を必要とする特殊性があるとは思えませんので、職員の作業能率が低いと考えられます。
ではなぜ、駒ヶ根市役所の作業能率が低いのか。
理由として考えられるのは「コネによる採用」の弊害でしょう。


職員全部に調査したわけではないので、確証がないことを前置きしておきます。
市役所の職員に対する一般的な見方は、

  • 市長のコネがないと採用されない
  • 市長に意見すると干される
  • 市長だけでなく管理職のご機嫌も窺わないと生き残れない
  • 適材適所を無視した無意味な職場ローテーションが行われている

などが大まかなところでした。
偏った見方となっているかもしれませんが、職員や職員OBに聞き取り調査した結果です。


さらに、問題点として指摘しておかなければならないのは、部長6人衆。
駒ヶ根には総務部、民生部、産業振興部、まちづくり推進部の4部しかないはずですが、
部長が6人いる不思議な自治体です。


こうして三日にわたって駒ヶ根市の人件費が高い原因を探ってきました。
問題点が明らかになり、人員削減もやりようによっては効果があることもわかりました。
明日はまとめとして、こうした駒ヶ根市の現状に最適な人件費の適正化策を提言したいと思います。