・ディズニーランドと宮下一郎


上伊那の小学校が東京周辺に修学旅行に行きました。
最近は、修学旅行といわずに臨地体験学習と言うらしい。


東京へ行くなら、児童には必ず国会議事堂は見て欲しい。
日本の最高議決機関であり、政治がここで動いていることを体感しておいて損はない。
今回も、しっかりと予定に組み込まれていたようです。


ところが少し疑問に思うのが、そこで出会った人物。
宮下一郎の短時間演説を聴かされたようです。


さらには秘書と思しき人たちの話も聞かされたとか。

宮下一郎のあとを引き継ぐような人になってください。

修学旅行の児童にかける言葉として適当だとは思えません。


それに、宮下一郎世襲で地盤を引き継いだのですから、養子にでも入らない限り跡を継げないと思うのだが・・・。
児童の記憶に残ったのは、「すごい垂れ目のおじさん」と「うるさい部下たち(秘書?)」だったそうです。


そもそも何で、自分の選挙区の小学生が、修学旅行で国会議事堂に来る日時を知っていたのだろう。
国会議事堂に修学旅行生が寄る時には、地元選出の国会議員に連絡が入るシステムになっているのかな?
それとも、その学校に宮下一郎の後援者がいて、情報を流したのだろうか。
真相は分かりませんが、なんとなく「きな臭い」感じがしていやです。


そんな大人の心配をよそに、子ども達の心は次の目的地に奪われてしまっていたらしいです。
ディズニーランドです。
遊びの殿堂ですから勉強のことなど忘れて、アトラクションを堪能し、持ち金のある限りお土産を買いまくる。


ちょっと待ってくださいよ。
修学旅行、いや臨地体験学習でしょ。
どうして、ディズニーランドでスペースマウンテンに乗ることが体験学習なんでしょうか。
こじつければ、乗車体験であり、商品購入体験ではありますが・・・。


北海道や九州などの遠方に暮らしていて、修学旅行の機会を利用しなければディズニーランドに来ることが難しい地域ならば理解できます。
しかし、児童のほとんどが、すでにディズニーランドに家族連れで遊びに出かけた経験があるのに、教育行事でいく必要があるのか。
理解に苦しみます。


社会学習としていろいろな有意義な場所に訪れているにしても、ディズニーランドでほぼ一日遊んで、さらにお土産を買うのに時間を費やしたことに教育的意義を疑います。
日本にいながらにしてアメリカの文化を学ぶことに意義を見出したのだろうか?


皆さんの意見を聞いてみたい。
在の人とよそから来た人では意見が違うかもしれませんので、その辺の区別も書き込んで意見を聞かせてください。