・両陣営の支持者たち


※本日、午後3時40分から村井候補の街頭演説があります。(広小路玉屋前)


今日は、長野県知事選挙の告示日です。
事実上の一騎打ちとなる村井、田中の両候補が8月6日の投票日に向けて選挙戦に突入します。


昨日は、駒ヶ根を舞台に両陣営が激突する寸前まで行きました。
寸前で終わってしまったのは、大雨の影響です。
村井氏が駒ヶ根入りできなくなったので、村井陣営の決起集会はお流れでした。


田中陣営は、支援を表明している林県議の県政報告の形を借りて、勝手連の決起集会となりました。
できれば両方見たかったのですが、結果としては田中陣営での情報収集だけになりました。


行ってみて感じたのが、やはりというか共産色が強い。
前回の市長選の時にも感じたが、駒ヶ根で選挙をやろうとすると、選対本部は、保守系 対 共産 の図式になってしまう。
今回の知事選も、駒ヶ根では、市長が推す村井 対 林県議と共産が推す田中 になるのかと思っていました。


ところが、民主党長野県連の第5支部長、すなわち民主党の次期衆議院候補の加藤学氏が挨拶をしました。
そこで、「田中知事に政策で共鳴するものがあり、応援したい」と言って、満場の拍手喝さいを受けました。


民主党は、知事選挙に対して自主投票が県連としての方針です。
下伊那民主党県議は、村井支持を表明しています。
だから、支部の代表が田中を推しても、それぞれが自主独立で県政への信念をもっていれば結構なことです。


田中氏を支持したい駒ヶ根市民にとっても、いろんな政党が交じり合った良い意味での勝手連の方が広がりが出る。
共産党が中心で選挙をやっていると思って、一歩引いていた民主党支持者が、協調できる環境が整ったように感じます。
自民党の本部がお膳立てをした村井氏に対して、田中陣営が野党共闘を実現するようだと選択肢がより明確になります。


村井氏の支援組織の構成が直接見られなかったのは残念ですが、駒ヶ根市長とその取り巻の市議が中心となると予想されます。
自民党宮下一郎の選挙事務所が村井氏の事務所として機能しますから、自民党系保守 対 野党共闘 の図式が出来上がることになりました。