・村井候補が演説ドタキャン


村井陣営では、20日の午後3時40分に、村井氏本人が駒ヶ根に来て街頭演説を行うとしていました。
しかし、道路事情が悪いので来るのが難しいのではないかと思って、直前にも確認しましたが10分遅れで実施するとのことです。
どんな話をしてくれるのかと、興味を持って出かけました。


結果から先に言ってしまうと、ドタキャンでした。


午後3時50分に、司会が「村井候補はまだ到着しておりませんが」と前置きをして開始を告げました。
「かがやく81の会」出陣式として、市議や国会議員が次々と挨拶をしていきます。
そして、4時20分頃になって、突然、

村井候補は岡谷に居てこちらに来ることができません。
長野事務所から来たメッセージを読み上げます。

FAXで受け取ったらしい短い文章を読み上げて、おしまいでした。


高速道路が寸断された状況で、岡谷から駒ヶ根に到着するまでの時間を考えれば、開始の時点で駒ヶ根に来れないのは明らかです。
信濃毎日新聞でも、豪雨災害で、予定していた伊那、駒ケ根、飯田への遊説は取りやめにしていたことが報道されています。
長野市の村井陣営の選対本部では、午前中に駒ヶ根市の遊説中止を決めていたとの情報もあります。


村井氏の主張を聞いて、県知事選挙の参考にしようと期待して行った市民を欺く行為です。
候補者本人が指揮したとは到底思えませんので、駒ヶ根を仕切っている一部の不心得者のしわざでしょう。
東伊那・中沢の市議会議員と前県議がお膳立てをしていたようですから、この人たちがニセ街頭演説会を演出したのだと思います。


集まっていた聴衆の多くは、建設会社の制服を来た社員達でした。
一般市民は僅かだったかもしれませんから、嘘をついても大した影響はないと踏んだのかもしれません。。
しかし、来るはずのない候補が来ると期待させて、聴衆を引き止めたことが招く結果に考えが至らないのでしょうか。
「待ちぼうけを食らわせた候補」との烙印を押されてしまった、村井氏が受けるダメージは小さくないと思います。


このように平気で人をだます市議会議員が、駒ヶ根市をダメにしているのだと改めて実感しました。
そんな彼らが後援する候補だと思うと、村井氏の評価を下げざるを得ません。