・「天の戒め」の波紋が広がる

現在も被害のつづく豪雨災害を指して、村井候補が「天の戒め」と発言したことが、波紋を広げています。
マスコミでも、慎重な扱いながら各紙が取り上げています。
・毎日新聞 長野県知事選 災害対策で舌戦 村井氏「事業削減問題」田中氏「自然の力大切」

・朝日新聞 村井氏と田中氏、両候補の訴え

・産経新聞 豪雨災害…防災対策焦点に 長野知事選

・長野日報 『ともに防災服異例の幕開け 知事選』

・南信州新聞社 舌戦スタート 村井、田中両氏が第一声

・日刊スポーツ 『長野県知事選が告示、田中、村井氏舌戦』

・スポーツ報知 『村井氏「天の戒め」…長野県知事選告示』


毎日、朝日、産経新聞の全国紙が全国枠で取り上げているし、スポーツ紙はゴシップ記事並みに扱っています。
複数の地元紙でも取り上げているのところから、この発言の重要性がわかります。


インターネットの各種掲示板では、村井候補が血祭りです。
どうやって収束を図るのか、危機管理能力が問われる事態へと発展してしまいました。


長野県を襲った豪雨災害への危機対応能力が問われている田中知事と、自らの不謹慎な発言が招いた危機対応能力が問われる村井候補。
村井候補にとって、災害は千載一遇の好機だったはずが、まったく逆転してしまったようです。


こんな低次元な出来事で、一方の候補に見切りをつけることになっては困ります。
長野県の将来像を争点にする、県民が望むレベルにまで高まることを望みます。


ともかく、結果として被災者に無礼で無神経な発言をしてしまった村井候補は、一刻も早く謝罪会見を開いて被災県民に謝ってもらいたい。
このまま放置しては、パロマの若社長の二の舞になってしまいそうで心配です。