・民主の行方は民衆しだい

民主党原発推進に方向転換したとの報道を受け、民主党の長野県連に抗議したところ、即座に反応がありました。
民主党長野県第5区総支部からいただいた連絡では、共同通信社の報道は、「憶測に基づく報道」なのだそうです。


ただし、まったく根拠がないわけでもなく、民主党幹部の見解として原発の位置づけを明確にしようとする動きはあるようです。

現に原子力発電は構成比として3割程度を占める基幹電源であり、地球温暖化化石燃料の枯渇、原油高、他国のエネルギー事情等を総合的に勘案し、長期的な視点で安定的にエネルギーを確保する上で、すぐに原子力に代わる代替エネルギー源がない以上、原子力を活用するからにはしっかりと位置付ける必要がある。


しかし、マスコミに原発推進を漏らしたであろう原発推進派が、民主党の内部にあって、来月2日の「次の内閣」会合で報道された内容を既成事実として決定を目指すでしょう。


自民党民主党が、共に原発推進に動き始めたら、日本は核大国に突入してしまいます。
原発に反対する聡明な見識を持った一人一人の意見が、民主党の方向転換を食い止めます。


これを阻止するためには、原発反対の声をバシバシ民主党にぶつけるほかにはない。


自分のブログでも、民主党原発推進に反対の意思を示しましょう。

                                                                                                                                                          • -

浜岡原発のタービン破壊事故は前代未聞の事例だったことも明らかになってきました。

原発停止で代替発電している火力は、発電コストが13倍。
当面の値上げがないとする損失試算には、5号機の調査・復旧の費用は含めていないうえ、今年度中の復旧は困難と見ており、最終的な損失額はさらに増えることが確実視されている。


中部電力から電力の供給を受ける駒ヶ根市民には、電力料金値上げが目前に迫って、関係が大ありです。
最悪の事態ですが、原発で事故が発生すれば、天竜川に沿って死の灰が遡上して、駒ヶ根にも数時間後には到達します。


原発をこの世から一刻も早く無くすためには、民主党が推進の立場になることを、絶対に阻止しなければなりません。
民衆の声を国政に反映させるためにも、民主党には市民から離れてもらっては困る。
決別するのは、原発推進が党の方針として決定されてからにしようと、ちょっと延期です。