・市民を向いた民主党

・毎日新聞 『<民主党>原発政策とりまとめ見送る』

民主党は2日、経済産業、外務防衛などの合同部門会議を開き、原子力発電への推進姿勢を打ち出した新見解案について、9月の代表選後に取りまとめを延期した。


原発を推進する立場を表明していた民主党が最終判断を先送りしました。
民主党支持層の多くを占める、地球環境の視点で物事を考えることができる理知的な市民が危惧していた最悪の事態は回避されました。


直近する世界的なエネルギー事情から、「現実的」なエネルギー政策の判断を必要と考えたのでしょうが、
原発の持ち合わせる "無責任な使いっぱなしエネルギー" を選択することの愚行を踏みとどまったことで、
民主党への期待を持続させることができそうです。


ただし、推進姿勢が否定された訳ではないし、暫定的なエネルギーとして原発の位置づけを明確にしていない。
まだまだ予断を許しません。