・個人の利益で政治を見るな

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民主党執行部が田中知事支持を打ち出したことで、長野県知事選挙は最終回にして強力な援軍を得たことになります。
これまでにも、民主党長野県連の副代表 加藤 学氏が、信念を持って自民党的体質の村井県政の誕生を阻止しようと孤軍奮闘していたことはこれまでにも紹介しました。
※加藤学とは? ⇒ 加藤 学の紹介


ただし、民主党が美味しいところで出てきたので、注目を集めていますが、最も重要な役割を果たしてきたのは共産党です。
党としての支持もさることながら、庶民感覚の優れた党員ならびに支援者が、田中県政の長所を見抜く目を持って、自分の活動として取り組んでいるところがすばらしい。


自民・公明を除く多種多様な政党が、党利党略を超えて、利益を求めない支援の輪を形成し、田中氏を支えています。
また、より身近な市町村レベルの政治に携わる人たちからも、長野県政の方向性に多くの期待が寄せられています。


この動きは、県内と県外では、正反対になっているところが興味深い。
長野県内の市町村長と地方議員の大多数は、自分達の言うことを聞き入れてくれる村井氏を応援しています。
そこにあるのは、自分が治める自治体の利益を優遇して欲しい期待。


しかし、限られた飴(補助金)の奪い合いになるのは目に見えている。
力の強い者、取り入るのがうまい者、コネ、人脈、裏金・・・、がものを言う世界が出来上がる。
政治腐敗の温床となることは必然。


ところが、県外からの支援には、利益の供与が伴わないから、純粋に政治姿勢が評価の対象となって現れる。
是非次の記事をご覧いただきたい。↓