・エコロジーで50%off 暖房編

前回は、自動車がらみをひと通りご紹介しましたが、少しは参考になったでしょうか?


次は、暖房編です。
そのまえに、昨年までにも、積極的に化石燃料の削減に取り組んでいたことを忘れていたので補足です。


住宅は、実使用2年の中古住宅を購入したのですが、風呂釜は灯油のバーナーが使われていました。
引っ越して一番最初に手を加えたのがここです。
灯油バーナーを外して、薪釜に取り替えました。
当然、新品を買ってきたりはしませんので、解体屋に声を掛けて中古の釜を予備も含めて2個用意しておきました。


田舎に住んでいても薪風呂を使い続けている家はめっきり減っているようです。
周囲を見渡しても、夕方になって煙がモクモクと上ってくる家は僅かです。
わざわざ灯油から薪に取り替える家なんて、そうはあるわけないですよね。


薪の入手は、山を持っているわけではないので結構大変です。
仕事の廃材も出ますが、それだけでは足りない。
地域で処分される丸太を手あたり次第に集めて、切って割るの作業が一年中続きます。


さらに、今年からは灯油のストーブを止めて薪ストーブを取り付けました。
薪ストーブは、外国製に良いものがありますが、代理店がしっかり儲けるので高すぎるのが難点。
だから、市販品を改造して自分で作りました。
断熱煙突もオリジナルな構造で、市販のシングル煙突を利用したもので超安価。
ストーブと煙突で5万円くらいです。
外国製だと100万円はすると思いますので20分の一の出費で済ませました。


自作だと大したことがないと思われるでしょうが、燃焼気流切り替え機構、完全燃焼のための余熱機能など、高級ストーブに引けを取らない高性能なものです。
雑誌が特集記事を組んだこともありました。


薪ストーブにしたおかげで、灯油の消費量は激減。
CO2排出量は、風呂釜を薪にしていたので元々少なかったものをさらに減らして13%の削減です。
軽油の削減量22%と足して35%をこの二つの対策で減らしました。


ところで、薪ストーブで温められるのは居間に限られるので、他の部屋が極寒では困ります。
子ども部屋が、手がかじかんで勉強できないのではさらに困ります。
仕方がないので、ここには灯油を使いますが、排気ガスで部屋の空気が汚れては子どもの健康に良くない。
そこで、FFの石油暖房器をオークションを利用して「中古」で手に入れて取り付けました。


しかし、この手の機器の中古はかなり不安です。
中古とはいえ、専門業者が定期交換部品を交換して点検整備した再生品を購入しました。
これで新品の60%offです。


つづく。

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