・言葉の綾に潜む真実
まもなく、田中県政が終わり、村井県政が始まります。
気が高ぶってきているのか、どうでも良いことが、気に掛かって仕方がない。
「むらいけんせい」とキーで打ち込んで変換すると、ムラ違憲性と出てしまう。
「ムラ違」を村井で変換すると村井権勢となってしまう。
私のパソコンに入っている辞書の特性なんだろうが、違憲性と、権勢。
村井権勢の先行きを案じているようだ...。 おっと村井県政でした。
その村井氏ですが、読売新聞のインタビューに答えています。
インタビューの内容は、これからの県政のことだから、始まってみないとなんとも言えません。
ただし、一言だけ気になった。
財布のひもを締めるだけでは財政ではない。やることをやって収入を増やし、健全にしていく芸当をやってみせる
芸当!? 思わず本音がポロリ...。
昔から言われている言葉に、「芸が身を助けるほどの不仕合わせ」というのがあります。
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- 生活にゆとりのあったころ道楽で身につけた芸を、生計のために役立てなければならないほど落ちぶれること。(大辞泉)
かつて税金を湯水のように使えた官僚だったころの芸を役立てるというのだろうか。
政治を芸当に見立てられるところに、村井氏の本質が現われていると思います。
田中知事も負けず劣らずパフォーマンスが旺盛でしたから、どっこいどっこいかもしれませんが、
財政を芸当としてハラハラドキドキでやられては堪ったものではない。
また、中日新聞とのインタビューでも気になる言葉を発している。
・中日新聞 『村井新知事に聞く』
−高校再編問題には、どう対応する?
統廃合については、議会の同意を得るよう高校設置条例が改正されたので、議案を出さなくてはならない。教育委員会から『こういう議案を出してほしい』と言われれば、基本的にそれを出す。 教育行政は中立であって、議案の中身には関与しない
白紙に戻す!とした公約はどこへ行ってしまったのだろうか。
先日の報道で、「あの公約は一私人としてのものです」と言っていたのは本心だったということなのか。
教育行政が中立なことを知った上で、あえて公約として「同意のないものは白紙」と明言していたはずなのに。
ところがぶれない言葉もある。
−県議会で審議中の廃棄物条例案は。
市町村の固有事務に、県がしゃしゃり出るのはおかしい。取り下げるべきだろう
市町村の暴走を食い止めるために、県との協議を盛り込んだ条例は取り下げになる。
市町村長は、目の上のたんこぶを取り払われて勝手気ままな権力の行使ができるようになった。
これは、公約というよりも、選挙協力の密約ですから、変わることはないのでしょうね。