・村井県政への祝辞?

本日より、長野県政は村井新知事が担うことになりました。
門出を祝ってやるほど、村井氏のことを信じていないのですが、それに輪をかけるようなメールが届きました。


長野県民が実体験した、ある代議士の実態です。
情報提供者の安全を考えて、一部でぼかしを入れていますが、行為としてはまったく脚色していません。
それではどうぞ。

もう時効になった話しですが。

ある自治体で、地域ネットワークを構築しようとする動きがありました。
民間の代表者(情報提供者本人)と首長は、
何とか補助金をもらえないかと通産省にお願いに行くこととなりました。

そして最初に訪問したのが議員会館
ある代議士の部屋でした。
代議士本人は不在で、代わりに若い秘書が応対。
そして、首長と総務課長が、胸ポケットに入れた茶封筒を秘書にわたすと、
秘書は何も言わないでポケットへ。

その前に茶封筒の中身を見せてもらっていますが、ピン札の束。
首長は「これを出さないと何もしてくれない」と。
領収書はなかった。
首長は「交際費」から出したと言っていました・・・

この代議士は、通産省OBで、政界を引退されていましたが、
今日9月1日から新しいポストに付きます。

取次ぎにはそれなりの金が掛かるのが、政治家の世界なんでしょう。


長野県も、本日9月1日に知事ポストに新しく村井氏を迎えるので、似てますね。
あくまでも似ている状況の話しですから、登場人物の代議士が誰であるかは、読者の判断にお任せいます。


しかしながら、こんな代議士が自民党にいるんですね。
というか、自民党らしい代議士とは、こういう人のことを言うんでしょう。
時効とはいえ、政治資金規正法違反だった。
領収書を発行しないので入金したことも闇の中。
こうやって活動資金を稼いでいたんでしょう。


そういえば、村井新知事の秘書が県職員として採用される、と報道されました。

次期知事の村井仁氏が、衆院議員時代の秘書3人を特別秘書や任期付き職員として起用する意向を後援会幹部らに打診していることが30日、分かった。県の「特別職の指定に関する条例」では、専任の秘書一人を特別職として指定できると定めているが、選挙戦で村井氏を支えた一部の支持者からは「長年仕えた秘書を温情で公費で雇うのは、公私混同ではないか」「1人ならともかく、3人も県で雇用するのはおかしい」などという反発の声が上がっている。
ある後援会幹部は「潔癖な県政を進めるべきだ。私情を県に持ち込むべきではない」と厳しく批判する。(2006年8月31日 読売新聞)

ここで言うところの秘書さんが、↑のような方だったら大変なことになりますね。


勇気を振り絞って、事実を告発しようとしてもこの程度が限度なのが悔しいのですが、
善良な長野県民の皆さんには、あの方がどんな人間なのか、政治家としてどうやって生きてきたのか、
秘書がどんな人物なのか、十分に理解していただけると思います。
情報提供者が、実名で事実を知らせてくれたのも「がせネタ」ではないことの信頼の証です。


私の元に送られてきた生メールの内容は、いつどこで誰が何をやったのか、より克明に書かれているのですが、
そんなものを公開したら、情報提供者の身が危ない。
あれっ、それを知っている私の身はどうなんだろうか?
まあ、時効になっていることだから、党の代議士も警察沙汰にならないと高をくくっていてくれるでしょう。


でもね、こんなことを引退直前までやっていたのなら、時効は成立しませんよ。
お〜怖...。
※ある代議士と村井知事の記事が混在していますが、関連付けはしていませんので、個人の判断でお願いします。