・河童に百万円

駒ヶ根市下平に、ほとんど客が入らないお荷物施設があることは、地元以外ではあまり知られていません。


おもしろかっぱ館という名前です。
必要だから作ったのではなく、工事したいから作ったものだと、知る人ぞ知るです。


この施設がニュースになることは少ないのですが、最近、100万円のブロンズ像を作ったと報じられました。


・伊那毎日新聞 『かっぱブロンズ像披露』
見てくれるお客さんがほとんどいないのに、収蔵品だけが溜まっていくんですね。


報道によれば、

同館は収蔵する西津さんの塑像をほぼ1年に1作品の割合でブロンズ化していて、残っているのは17作品という。

これまでにも、同じように毎年出費していることになる。
金額が同じだと仮定すれば、これから先1700万円を投じて、収蔵品を増やしていくことになります。


文化的な価値は分かりませんが、市民として存在価値を認めるわけにはいかないです。

  • 博物館を作ったから、収蔵品を増やすのは当たり前。
  • 文化施設だから、税金を使っても市民の財産になる。

無責任な市長や教育長の声が聞こえ来るような気がします。


文化施設の運営を行政や御用文化人に任せておくと、都合の良いように利用されてしまう。
市民が価値を認めなくても、都合よく社会的価値を作り上げてしまう。


文化財の購入には、市民による検討委員会の設置を要望したい。
委員は公募で過半数を占めるようにして、行政の無駄遣いを野放しにしない、
取り締まり機関として機能させなければならない。


菅の台にある鉄の昆虫など、市長の悪趣味で税金が投じられています。
市民の文化財は、個人の趣味で決められては困る。
市長の意向で言われたとおりの答えを出す御用検討委員会でもダメです。
良識ある市民が主体となって駒ヶ根市の文化を作り上げていかなければならないと思います。


誰か、市議会でチェック入れてくれるかな?