・公共事業の削減は国策

NHKの報道によると、村井知事は8日、さいたま市関東地方整備局を訪れ、
田中前知事が削減してきた公共事業費の来年度予算の拡充について要望しましたが、
国は拡充するのは厳しいと答えました。


国の来年度の予算編成に合わせて村井知事は8日、
さいたま市関東地方整備局を訪れ、中島威夫局長らと懇談しました。


この中で村井知事は、中部縦貫自動車道をはじめとした国道整備の推進や、
ことし7月の豪雨災害で大きな被害が出た岡谷市の砂防事業などの予算を要望しました。


また、田中前知事が土木や建設などの公共事業を削減する政策をとってきたため、
国からの予算も減らされていることから、村井知事は来年度予算での拡充を求めましたが、
これに対して国は拡充するのは厳しいと答えたと言うことです。


一方、浅川の河川整備計画については、
現代の科学技術を尽くして地元の理解を得られる案を作りたいとだけ説明したと言うことです。
村井知事は週明けも、国の各省庁に予算要望に出向くことにしています。


村井知事は、国からの予算が減らされているのは田中前知事のせいだと言っていましたが、
元防災大臣の威光を笠に着ても、国の公共事業予算が拡充しないところを見ると、
見当違いだったことが明らかになってきました。
単純に国の公共事業予算が削減されているだけなんじゃないかと。


何でも田中前知事に責任転嫁する村井手法に疑問。
国との太いパイプを宣伝していた村井仁個人の力不足の露呈。