・長野県議の適格性① 小林実
4月に実施される県議会議員選挙に向けて、
県議の適正を診断していきたいと思います。
検証の根拠としては、平成17年8月25日に松葉謙三弁護士によって監査請求書された、
「長野県議会各会派の政務調査費に係わる住民監査請求書」を引用します。
一番手は監査請求に登場する順番に準じて自民党県議団の小林実議員です。
自由民主党県議団は、別紙1のとおり、①必要性がないのに、必要であると称して、県議団支部事務所を借用し、政務調査費を充当し、又は按分比率を高く充当し②県議団員の親族を支部職員として雇用し、その給与に、政務調査費を充当し、③飲酒を伴う懇談会(懇親会)に政務調査費を充当し、⑤必要性がない宿泊費に政務調査費を充当した。○数字の内訳は「返還すべき理由」と参照
別紙1 自民党県議団関係―返還請求合計 549万3300円
1、 小林実議員関係―返還請求額合計―85万7200円
②支部事務員として親族を雇用―返還請求額合計81万8400円
4月から6月172800円、7月から9月226400円、10月から12月196800円、1月から3月222400円
③飲酒が伴う飲食費―24000円
・5月20日、「長野県日中友好協会大会祝賀会費」としての領収書、会費5000円、
・5月31日、「白雲会総会懇親会費として」の領収書、会費5000円
・9月11日、中野市消防団第1分団、第1分団面識会会費5000円
・ 11月8日、農協経協役員との懇談会4000円
・ 2月27日、明るい社会運動懇談会食事代5000円
⑤県外視察での無駄な宿泊費―14800円
・ 8月19,20日、多目的ダム(奥四万ダム)視察、群馬県中之条町四万グランドホテル、14800円―泊まる必要なしー温泉宿泊
注記。
- 県議の画像は、会派のHPより。
- 違法性、不当性は監査請求の原文の表現をそのまま引用しました。
- 県議の採点表をつけていますので、参考にしてください。⇒ 長野県議採点表
つづく。