・知事に倣ってモラル低下

不法投棄

村井県政になって、県職員のモラルが低下している。
駒ヶ根市の山林への不法投棄が発覚し、2名の県職員が書類送検された。

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2007/02/14 産経新聞
家庭ごみを山林に不法投棄したとして、駒ケ根署は13日、廃棄物処理法違反の疑いで、
県職員の男2人を長野地検飯田支部に書類送致した。


 書類送致されたのは、中信地区の社会部現地機関の技師(30)=松本市在住=と、
南信地区の会計局現地機関の主査(43)=駒ケ根市在住。


 調べによると、技師は平成18年10月1日、駒ケ根市赤穂の山林に、
弁当の容器や段ボール箱など約28.5キロを捨てた疑い。
主査は同9月14日、同所近くの山林に段ボール箱や雑誌など約14.5キロを捨てた疑い。


 技師は犯行日が南信地区の現地機関からの人事異動日で、引っ越しで生じたごみを捨てていた。
2人は共謀や相談はしておらず、偶然に近接した場所へ捨てたらしい。


 駒ケ根市の不法投棄パトロールが不法投棄を発見し県警に通報。
ごみの中に2人の身元の手がかりがあり、特定に至ったという。
県では司法の判断を待ち、2人を処分する方針。

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知事のモラルが県職員のモラルの規範となっているとしたら、
村井知事は前知事に比べてモラルが低下しているとも考えられる。


村井県政は一昔前の吉村県政に戻ってしまおうとしているのを県職員は敏感に感じ取り、
前県政で高められたはずの緊張感がなくなり、モラルの低下は避けられない状況だと推察されます。


今日開会した県議会で村井知事は、企業的な発想に立つと言いましたが、
一部の権力者が民の声を聞かずに固定概念で運営することで腐敗が蔓延し、
存続が危ぶまれる事態に陥った不二家のような企業を目指すんじゃないかと思います。