・太陽熱温水器の凍結防止パート2

先日、太陽熱温水器の水抜きを簡便にする工夫を紹介しました。

本体の水抜きはこれで簡単になったんですが、まだ不十分なところを見つけました。

給水管に入ったままの水が凍ってしまうからです。


この管も水抜きできるようにはなっていたんですが、屋外に設置したバルブを閉めなければならなかった。

厳冬期は雪が積もった屋外に出るのがおっくうなので、改良しました。

太陽熱温水器へ給水するバルブと水抜きバルブを、浴室内ですべて操作できるように集約しました。


画像の右側下から給水管が来ているので、右側のバルブを開けると太陽熱温水器へ給水します。

本体にはボールタップがついているので満水になると給水が止まりますが、ボールタップから給水管までは水が入ったままです。

これを抜くには、画像左側のバルブを開けますが、下にバケツを置いておけば水抜きされた水も無駄になりません。


分岐の下にわずかに水が残りますが、浴室内が氷点下になることはないので大丈夫。

お正月などで長期間留守にする際には、屋外の凍結防止栓を閉めれば、ここの水も抜くことができるようになっているから安心です。


この改良で、太陽熱温水器の水をお風呂に入れる一連の動作が、すべて浴室内だけでできるようになりました。

家族には絶賛されました。(この作業は子供と奥さんの役割だからです。)


ちなみに工事費はタダ。

ステンレスの継ぎ手やバルブはかなり高価で、今回使ったバルブ、ニップル、チーズなどで1万円近くしてしまう。

昔の会社勤めで実験に使った廃材をもらってきて、ストックしてあるもので済ませてしまったので費用がかからないんです。