・飯田市の低炭素まちづくりが本物

低炭素まちづくりフォーラム in 飯田に参加してきました。

「おひさまともりのエネルギーが育む、低炭素な環境文化都市の創造」というテーマに基づく飯田市の環境モデル都市提案を、市民と共有し、これから何をするべきなのかをともに考える機会として開催されたフォーラムです。

パネラーの先生方は、日本の最高権威に位置する人ばかりで、飯田市の目指す低炭素社会がお題目でないことが一目で分かりました。


飯田市が環境モデル都市として選ばれたことは、大変に重要な意味を持ちます。

地方自治体が新たな方向性を示したということにとどまらず、国が目指す循環型社会の試験地として使命を果たす役割が課せられています。

計画倒れに終わることは許されない立場に追い込まれた側面も考えておく必要がある。


飯田市が作成した環境モデル都市行動計画の中身は、特性を活かした未来の地域のあり方を良く捉えていると思う。

ただし、実施には大きなハードルが待ち構えており、理想と現実の狭間での調整能力が求められていくことになる。

パネラーからは、巨額の国費を分捕ってきて地域経済を潤すことを目指す絶好の機会だと指摘される反面、国のモデルとしておざなりにできない責任感を持つようにプレッシャーが掛けられていた。


駒ヶ根市にも国のモデル事業を活用して循環型社会を目指す施策を取り入れましょうと市長に直接提言したが、杉本市長は動かない。

市長の資質の違いなのか、自治体としての将来構想のレベルの違いが影響しているのかはわからないが、知識、やる気、未来を見据える力すべてにおいて、駒ヶ根市飯田市に大きく劣っていると認めざるを得ない。

杉本市長に環境施策を進言しても、麻生総理と同様で知ったかぶりをして自分の無知を認めないから、必要な情報を集める指示が出せず、結局何もできずに終わってしまう。


動こうとしない杉本市政に働きかけても徒労に終わるのでは、労力の無駄だと思い始めてきた。

杉本構想は目先の課題で手いっぱいになってしまって、近未来を見越したまちづくりには期待がもてないと、市民ばかりか市役所内部でもささやかれれ始めている。

自分の住む自治体が劣っていることは情けないが、嘆いていても前には進まないので、日本のモデルとして飯田市の低炭素構想に力を貸すのも一つの選択しかなと思っています。

参考図書