・駒ヶ根市の恥となった杉本市長

杉本駒ヶ根市長 駒ヶ根市HPより杉本・駒ヶ根市長による住民福祉の切捨てが始まろうとしています。

昨年の市長選挙では、市民派を装って自民党の支援を受けて当選し、市職労と対峙して行政改革を進めると公言しながら市長につくやいなや市職労と手を結ぶ。

お役人上がりだから変わり身は早いと思っていましたが、これほどまでにひどいとは予想していなかった。


報道によれば、駒ヶ根市で暮らす年収320万円の二人世帯で、年額2万円もの値上げが国保で実施されます。

この発表の仕方が姑息な役人上がりの市長を象徴しています。

この年収は、駒ヶ根市職員の平均年収の半分に過ぎない。
(出典:公務員研究所自治体年収ランキング北陸・甲信越地方編)

値上げ額を小さく見せるために、分母に収入の少ない世帯を取り上げるところなど、古典的なごまかしの手法です。

乱暴な単純計算だと、平均的な世帯なら4万円の値上げだ。


長野県のサラリーマンの平均年収が445万円(出典:ニッポンの平均年収)といわれているので、市職員は高給取りがたくさんいるということだ。

国保の値上げを小さく見せるために我々のような貧乏な家庭を例に挙げるのではなく、高給取りの市職員を例にするべきじゃないですか。

県内の平均的なサラリーマンの1.5倍もの厚遇を受けている職員がいることを知られるのがそんなにまずいことなんでしょうか。

杉本市長は市長選の最中、市職員の高い給料を下げてみせると息巻いていましたが、投票欲しさの見せ掛けのパフォーマンスだったんですね。


国保の値上げによる増収は5千7百万円という。

市の職員が276人で、サラリーマン年収との差額632−445=187万円を掛けると5億1600万円にもなる。

その一割で国保の値上げ分が吸収できてしまうじゃないか。


杉本市長、あるところから減らさないで、無いところから搾り取るのはやめないか。

郷に入れば郷に従えというが、市民は市民の郷に市長が従ってくれると思ったから投票したんであって、市役所の郷に染まってしまうとは予想もしていなかったんですよ。

市民を裏切り、職員と手をつないで安住する道を選んだあなたを駒ヶ根市民は『駒ヶ根市の恥』と呼びます。