・杉本幸治駒ヶ根市は傀儡市長

駒ケ根市の協働のまちづくり市民会議(小原晃一会長)は20日、市の事務事業を評価する「行政評価制度」についての提言をまとめ、杉本幸治市長に提出した。対象とする事業を性質別に分けた効率的な評価や、評価結果の迅速な事業への反映を求めた。

 同市は市の事務事業の中から、主要な事業を選び出し、同じ仕組みと基準の中で事業評価している。

 提言では評価する事業を、1、事業や制度そのものが必要かどうかを判断する内容 2、事業としては必要不可欠で、業務のやり方の改善策を考える内容―という性質別の2種類に大別。 1、に属する事業は、現行の方法を基本にしながら、評価を一部数値化し、市民が評価調書を見て内容が分かりやすい書式にするよう提案した。

 2、のグループの事業評価については、評価結果を迅速に改善に結び付けられるよう、即時評価をしてすぐに事業に反映させる「業務改善評価制度」(仮称)の整備を提案。市にはこの制度を統括する部署の設置なども求めている。

 提言書は小原会長や提言をまとめた「行財政改革部会」の伊藤年明部会長らが市役所を訪れ、内容を説明しながら手渡した。

 杉本市長は「行政にはスピード感が求められており、(評価を事業に反映させる)サイクルをいかに速くするかが大切。いい提案をもらったので、生かしていけるよう検討したい」と述べた。  =2009-11-21 長野日報

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杉本市政の真骨頂がここにある。

市民協働を装っているが、関係者の多くは杉本親衛隊で占められている。

市長がリーダーシップを発揮して市政改革に取り組むべきところを、親衛隊が市長に代わって市役所改革に取り組む。


なぜこうなるのかというと、杉本幸治という市長の存在が親衛隊をはじめとした後援会によって作り上げられた虚像だから。

市長が駒ヶ根市に対して「何か」をやろうというアクションを起こすのではなく、後援会の指示で親衛隊を使って取り組む。

杉本幸治という市長は、市職員との間に行政改革には手をつけないとの「密約」を交わしているので、直接触れることはできない。

しかし、杉本幸治がなにもしなくても親衛隊が代わって取り組む仕組みを作り上げているので市職員との密約は有名無実と化す。

密約の存在も許されるものではないが、姑息な手法で傀儡市長を操って市職員を欺き市民不在の駒ヶ根市になっていることは、ほとんどの駒ヶ根市民は知らない。