・電動スクーターが始動

我が家の電動スクーターが公道を走れるようになった。


手続きはこうだ。

市役所に出向いて、ナンバーの交付を受ける。

販売証明書と印鑑だけでナンバープレートが無料で発行される。


続いて自賠責保険に加入する。

農協で手続きしようと思ったら、車体番号がおかしいと疑われてしまった。

数字だけが並んだ車体番号というのは通常なくて、頭にアルファベットが付くのだそうだ。

そう言われても販売証明書に記載されているし、市役所でナンバープレートも発行されているのだから何にもやましいことはない。

本局に確認してもらって事なきを得た。


自賠責は契約期間によって掛け金が大きく違う。

1年 6,960円、 2年8,790円、 3年10,580円、 4年12,340円、 5年14,070円、

1年あたりの保険料は6,960円、 4,400円 、3,530円 、3,090円 、2,820円

迷わず五年の契約にした。

一年契約の二年分の金額で五年間だからかなりお得だ。


ナンバープレートと自賠責シールを張り付ければ、公道に走りだせる。

不安があるとすれば、力がないので坂道では自転車並みになってしまい、自動車との速度差が大きくて危険だ。

また、エンジン音がないので歩行者などに存在を認識してもらいづらい。


坂道以外の走行性能では、気になることといえばサスペンションが安っぽいことくらいで、日常の足としては十分に役立ちそうだ。

駒ヶ根市内を動き回るなら距離的にも十分安全圏内だ。

しかし、市外に出かけるにはちょっとリスクがある。


走行ルートも急坂の上りがない道を選んで走らないと、歩く程度のスピードまで低下することがあるから不安だ。

走行コストは極端に安いので、最短距離を選ぶのではなく、できるだけなだらかな勾配を選んでモーターに過負荷がかからないように考えて走る必要がある。

電動バイクで原付相当は600wと法律で決められているらしいが、1kwくらいないと実用性はない。


1kwになると原付二種扱いになるのですが、それでも1.36馬力でしかない。

600wでは0.82馬力だから、普通の原付スクーターとは一桁違う。

一般に普及するには、電動バイクの出力規制を根本から見直す必要がありますね。