・断熱リフォームで60%オフ達成

全く断熱材が入っていない外壁家で一番寒いのは北面。

次世代省エネルギー基準に向けて壁断熱に本格的に取り掛かるなら、この面から。

外壁に通信の受信機器が取り付けてあって剥がせない子供部屋は内壁を壊してグラスウールを充填して貼り直した。

仕上げ材も断熱性に優れた杉板15mm厚貼り。


残りの北面の壁は水場ばかり。

トイレ、洗面所、浴室。

一気に外壁のサイディングを剥がして作業開始と取り掛かったものの、今日は体の芯まで冷えるほどの寒さ。

身体の断熱を万全にして、もこもこの着膨れです。


壁を剥がして安心したことが一つある。

筋交いが入っているのが確認できた。


この面は障害物が少ないとはいうものの、水回りだから水道の配管があり、電線の引き込み線ありとそれなりに厄介だ。

これらがサイディングを貫通してしるものは取り除くわけにはいかないので、ずらしながらの作業になる。

また、水回りの壁だから透湿で結露することにも配慮が求められる。

サイディングを剥がしているときにも内面がぬれていた。

床下からの湿気で結露していたようだ。


グラスウールには防湿層があるが、これだけでは不安なので下地にビニールを貼り付ける。

防湿シートを買おうかとも思ったが、ポリカーボネートの保護に使われていたビニールシートが大量に廃棄物になりそうだったが、これが防湿に利用できる。

一石二鳥だ。


リフォーム断熱のもう一つの障害が釘だ。

貫と下地の間に無理して挿入するので、あちらこちらから突き出している釘で防湿層が破れてしまう。

付き出ている釘の頭を曲げて金槌で打ち込む、地道な作業をやっておく。


8割がた入れ終えたところで日没。

今夜は天気がよさそうなので、そのまま明日につづく。

明日は東面にも廻り込んで行くが、その先には出窓があってサイディングは外から剥がせない。

とりあえず浴室の東面の壁までやって、壁はひとまず終わりにして、再び窓の断熱に取り掛かる予定。


この水回りの断熱で、これまでのリフォームの成果は建設当時の60%オフ。

次世代省エネルギー基準の達成には、75%オフが必要なので、残り15ポイントだ。