・かわいい昼間の暴走族

今日は面白いものを見た。

昼間の暴走族だ。

コンビニから6台ほどの暴走族のバイクが出て来て、私の軽トラの後ろに付いた。


これが都会の郊外で夜だったらかなりの恐怖だが、真昼間の田舎の国道では迫力は全くなし。

左右に三台ずつ整列して法定速度で走っているし、信号もちゃんと停まる。

空ぶかしを試みるが、全く迫力はなく、バックミラーで後ろを見ながら思わず笑ってしまった。


一昔前の暴走族にあこがれて、形から入ったマニアなのかもしれない。

これほどの「行儀のよい暴走族」には、これまでであったことがない。

千葉や大阪で遭遇した30年前の暴走族は、ほとんどが犯罪集団だったですからね。


一緒に走行したのは数分のことなので、その後の彼らがどれほどの無法者に変身したのかはわからない。

夜になれば爆音を響かせて社会の迷惑と化しているかもしれない。

しかし、昼間の彼らはかわいい少年だ。

お天道様のもとでは、決められたルールに従うこともできる。

このギャップが生じる原因は何だろうか。