・春の味噌仕込

今日は味噌仕込。

昨年収穫した無農薬大豆を使って自家製味噌を仕込む日です。


例年の恒例行事にしてますが、今年は釜と竈を新調した。

釜はオークションで見つけた口径52cmの大釜。

先に釜を買ってしまってからかまどを探したが、これが高い。

最低でも5万円以上する。


大釜が6300円とかなり安く手に入ったので、かまども費用を掛けないようにしたいなと、ネットで大きな竈を探している途中でふと思いついた。

家にあるものでつくれないかな?

敷地内にストックしてあるモノの中から素材として使えそうなものをイメージすると、ドラム缶が良さそうだ。

直径が60cmだから大釜のつば(外径65cm)にピッタリ!


ドラム缶にはBDFが入っていて、まだ60L残っていたがポリタンクに移し替える。

グラインダーに切断砥石を取り付けて即席かまどの製作に取り掛かる。

各部の寸法は釜を置いた状態で使いやすいと思われるあたりを感覚で決めて、ギュイーンと切り始める。

一時間もすると竈らしい姿になった。


さらに使いやすくしようと煙突も付けた。

廃品のストーブ煙突の再利用です。


手前味噌の方は、簡単な作り方です。

市内の酒屋さんから麹は買って来る。

米を持ちこむとかなり安くなる。

自前の米でも麹を作ってくれるということなので、来年は豆も麹も自家栽培の素材で行こうかな。


大豆が7kgに麹が6kg、塩が3kg。

味噌は約28kgできる。

大豆を柔らかく煮て、冷ましたらミンサーでつぶして、麹と塩を混ぜて仕込は終わりという簡単仕込。

甕に入れて最低3ヶ月、美味くなるのは半年から一年たったころ。

今年も無農薬大豆の栽培に成功するとは限らないので、貴重な味噌になるかもしれない。