・ハルユタカの作付

小麦の種まきをしました。

今年は作付しない予定だったんですが、昨年産の小麦がカビてしまい、製粉してもカビ臭い・・・。

急きょ、本年もハルユタカを作付することにしたんです。


天日干ししてすぐに製粉に出せばよかったのかもしれませんが、しばらくおいたのがよくなかったようです。

天日で弱ったカビが袋の中で復活してしまったのかもしれません。

カビ毒の害は怖いので、食べない方が良さそうです。


昨年産の備蓄がかなりあるので今年いっぱいは困りませんが、来年使う小麦粉を今年の作付で作らなければなりません。

何も作る予定がなかったので畑は草ぼうぼう。

刈り払っている暇がなかったので、トラクターでいきなり鋤き込んでしまいます。


ロータリーに絡まって大変ですが、何度か取り除きながら強引に耕地を作りました。

枯れた草が土に混ざっているので種まきする条だけレーキで整地します。

そして手押し種まき機の出番です。


昨年手に入れて、はじめてつかいました。

古い機械ですが便利ですね。

種の大きさに応じて調整できるし、間隔もも選択できる。

もちろん条蒔きにも対応している。

蒔き溝を掘って、種蒔きして、土寄せして、転圧までしてくれる。


はじめて使うから、どの程度の種が出るのか分かりませんから、蒔く前の種の量と蒔き終わった残りで一メートル当たりどのくらいの播種量になるのか調べてみました。

18m×10条=180mで666グラムでした。

1m当たり3.7グラムになります。


来年からは、これを目安にできる。

条間は管理機が入るように90cmにしたので、作付面積は162平方メートル。

ちょっと少ないような気がしますが、来年初夏のでき具合を見て判断したいと思います。

もし収量少なければ蒔き量を増やすことになるが、こういう要望にも答えてくれる包容力の大きさが昔の機械にはある。


作付が二週間ほど遅れた影響がどう出るか。

芽が出るまでは、少しばかり不安です。