・長野県地球温暖化防止活動推進員派遣事業スキルアップ研修会

長野県地球温暖化防止活動推進員派遣事業スキルアップ研修会という、いかにもお役所的な長ったらしい名目の研究会に参加してきました。

推進員を地域の研修会や講習会に講師として派遣するための、実践的な推進手段の習得が目的です。

松本まで出掛けてきました。


テーマは「伝える」ではなく「伝わる」を考える。

伝えようとする努力は尊いが、伝わっていなければ徒労に終わってしまう。

ここのところの違いに気がつくのが大事だということです。


気がついたところで、どうやって伝わるように工夫するかのノウハウが伝授されました。

伝える相手の年齢、職業、性別、環境で、同じことを伝える場合でも伝え方を変える。

当たり前のことですが、気をつけていないと見過ごしてしまうこともある。


例えば、与えられたテーマを盛り込んで、決められた時間内で話をするトレーニング。

5分間で、「地球温暖化ってなんですか?」、「このまま進むと最悪のシナリオは?」の二つの要素を盛り込んだ話をする条件です。

5分間を使いきって話ができた人は30人中二人しかいなかった。


時間を余したのはまだいいとして、時間内に言いたいことが言い終わらない人が多い。

しゃべりたいことが沢山あるという気持ちは理解できるが、話を聞く相手の立場になって「聞きたいこと」に絞って話さないとね。

人の振り見て我が振り直せというけれど、注意すべきところが再確認できたのは収穫でした。


さらに、来月には「長野県うちエコ診断員養成講座」というのも待ち構えています。

家庭の省エネや新エネの提案を職務とするボランティアです。

ニーズがあるのかな・・・。