・耐震補強と断熱リフォーム 4

耐力壁

外壁を剥がして耐震補強すると右の画像のようになります。

構造用合板が貼られた状態ですが、この前段階として筋交いが金物で補強されています。

さらに間柱と貫の隙間に合わせてウレタンフォーム(カネライト)を切ってはめ込むという、手間のかかる断熱材入れの作業があります。


サッシは、明日から取り付けが始まります。

外側がアルミで内側がプラスチックの複合サッシです。

新日軽の『アルプラクラスK3』を採用しました。

もちろんH-5等級ですから、熱貫流率は2.33w/平米・K以下。(2.0kcal/平米・h・℃)


単体のサッシとしては最高グレードの断熱性ではありますが、我が家の窓としてはちょっと物足りません。

我が家オリジナルの中空ポリカで5層化された窓の熱貫流率は2.15w/平米・K以下!

断熱性能だけを比べれば、リフォームによって少々低くなってしまうんです。


でも、カーテンや障子と組み合わせることで断熱性能をさらに高めることができます。

厚手のカーテンを閉じれば熱貫流率は2.0w/平米・Kに、障子を閉めれば1.5w/平米・Kまで高められます。

壁の断熱性能が0.5w/平米・K程度なので、窓もこれくらいの断熱性能を持ってもらわないと、次世代省エネ基準をクリアすることができません。


耐震補強では窓をつぶして壁を増やすので、断熱性能がよくなります。

最善を尽くして熱貫流率を1.5w/平米・Kまで高めた窓よりも、熱貫流率を0.5w/平米・Kの壁のほうが3倍も優れているからです。

高さ6尺の掃き出し窓を6枚分壁にするので、その効果はかなり期待できます。

本日の発電量 50.7kwh

朝のうちは、モジュールの表面が凍結していたので発電効率が悪かった。